今から12年前の今日99年11月19日は姪っ子が生まれた日である。
99年4月から仕事で東京に住んでいた妹夫婦が義弟の移動で福岡に戻って
来たのだが、2人目を身ごもっていて11月に生まれるという事だった。
そして11月半ばが予定日になっていたので、その頃になると母がマメに妹宅
に電話を入れていて産気付いたら すぐに福岡まで行く予定にしていたのだが、
よくしたもので当時妹一家が住んでいたのが長住で交通手段はバスのみという
所だから さっさと行きづらい場所で病院も分かりづらかったのだ。
ところが今でも親交がある福岡の早良区に住んでいるAクンが午前中に
‘仕事でこっちに来たから寄った’と言いながら髪を切って行き、ついでにラーメン
屋に連れて行き一緒に昼食を食べたのだ。
ラーメン屋から帰宅すると母親が義弟の携帯に電話をかけ妹が産気付いた事を
知り‘今から福岡まで行く’と言うのだが、ハッキリ言って入院している病院が
どこにあるか分かりづらい状態だったのでAクンに‘よかったら福岡まで乗せて
やってくれんか’と言うと快諾してくれただけでなく入院している病院も知って
いたのだ。
Aクンにとっても帰り道に少し寄り道をすればいいという事で、母親を乗せて
出発したのだった。
ちなみに妹夫婦には3歳の甥っ子がいたのだが妹が退院しても一時大変な
ため我が家で寝泊りさせ、近所の保育所に通う事になっていた。
その日の夜遅く母が甥っ子を連れて帰宅し‘かわいい女の子やったよ’と嬉し
そうに報告するのだった。
ちなみに2年後の3月に私の結婚披露宴にAクンも出席してくれたのだが、両親
と妹夫婦が 真っ先に礼を言うのに友人テーブルに顔を出したのは言うまでもない。
その姪っ子も来年は中学だから、時の経つのは本当に早いものだ。