ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ムチャな自衛隊の作戦だが・・・・・
怪獣映画の‘お約束’に‘こんな事やっても絶対に無理だろう’という作戦が
必ず出てくる。
キングコング対ゴジラではゴジラを落とし穴に誘導して落下させ、中に設置
した毒ガスでゴジラを始末しようという作戦があった。
ただ落とし穴に落ちたゴジラの様子を見に行った自衛隊員達はガスマスク
すら装着してなかったのには笑った。
当然のようにゴジラは落とし穴から這い上がってくるのだが・・・・・
ところが東京への侵入路に仕掛けられた高圧電流には弱く東京侵入を
諦めて冨士山麓に向かうのだが、次の作品のモスラ対ゴジラでは高圧電
流を使ってゴジラを倒そうという作戦が採用された。
これが帯電ネット作戦。
高圧鉄塔から発射される超高圧電流でゴジラを倒そうというもので、ゴジラ
に帯電ネットを何重にもかぶせれば身動きできないから倒せるのでは?と
いう発想からの作戦だった。
実際に超高圧電流は帯電ネットを何重にもかぶせられて身動きしづらく
なったゴジラに浴びせられグロッギー寸前まで追い詰める。
ところが倒せると思ったのも束の間、グロッギーにはなっても死にそうに
ないため更に電圧を上げさせようとするが既に機器がもたないという説明を
受けたにも拘わらず電圧を上げさせたばかりに送電線が焼き切れて作戦は
失敗。
一方ガメラシリーズではガメラ対ギャオスで、ギャオスの好物が人間の血液
という事で太陽光線に弱いギャオスを明け方に血液の匂いを噴霧して回転
ラウンジ上に誘い出し、血液と同じ味がする液体をエサに取り付かせて高速
回転させてギャオスの目を回させ太陽光線に晒させるという作戦を立てる。
この作戦は的中しギャオスは目を回し頭が朝日を浴びて赤くなり始めて
いたのだが、ここで自衛隊員は更に回転を上げさせようと指令を出す。
ギャオスを倒すのは高速回転ではなく朝日なのだが・・・・・
おかげで回転を上げたばかりに変電所がオーバーヒートしてしまい、回転
が止まって作戦は失敗するのだった。
モスラ対ゴジラで更に電圧を上げさせたというのは あのままではゴジラを
苦しめても倒す事はできないのが分かっていたからで仕方ない面があるが、
ガメラ対ギャオスでは回転を上げなくても同じだったのだ。
だからムチャな自衛隊の作戦といっても一くくりには できないのである。
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まー、贔屓目に見れば、コレでトドメを刺す!
という心境からくる焦りだったとも解釈できますが……(笑)
また、結果的に『正義の主人公』が駆けつけてくれて、作戦の失敗は不問に付されたようなので、良かったかも……知れない(笑)
一応モスラやガメラが駆けつけて事なきを得るのですけど、失敗しなかったら人類で倒せてしまうのでこれはこれで仕方ないのかもしれませんが。