いよいよフルトンー井上尚弥戦まで1週間

 いよいよ有明アリーナで開催されるWBC&WBO:Sバンタム級
タイトルマッチ、スティーブン・フルトンー井上尚弥戦まで1週
間に迫った。

 王者のフルトンは7月11日あたりに来日して調整中のようで、
こうなると決戦ムードも高まってくるというもの。

 この試合は本来5月7日に横浜アリーナ開催となっていたのだが
井上のケガで7月に延期されていたわけで、よくぞフルトンが待っ
てくれていたと思うしアメリカでの軽量級の人気が今一つなのが
分かる。

 ただし個人的に井上のケガによる延期は、Sバンタムに井上が
アジャストする時間が増えた事から井上に利ありと思うのだ。

 やはり何とか言いながら1階級上げてすぐに2団体のタイトルを
所持している王者に挑むのだから、本来なら楽な相手とチューン
ナップ試合を挟むべきだろうがJフライ~Sフライの時やSフライ
~バンタムの時もいきなり挑戦しているので場数的には問題なさ
そうだが1階級上の2団体王者になると違う。

 巷では両者の勝敗予想がいろんなサイトに載っており個人的に
理想は、91年のグレグ・リチャードソンー辰吉丈一郎戦の展開を
期待したい。

 一方フルトンが勝つとすれば自分のペースに引きずり込んでKO
を狙わずポイントをピックアップしていく展開だろうし、この場合
ならフルトンの判定勝ちの目が見えて来る。

 すなわち会場が沸くような‘面白い’展開なら井上、逆に観客がイ
ライラするような内容だとフルトンという展開だろう。

 カギを握るのはフルトンのジャブに井上の右クロスが何Rで炸裂
するか?で、ジャブから組み立てられなくなり始めるとフルトンも
厳しいと思うのだ。

 しかしまぁこれからの1週間ファンは仮想フルトンー井上戦を脳
内で組み立てるという、至福の時間を過ごす事ができる幸せを噛み
しめたい。

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