ガタノゾーアから始まった平成ウルトラの超巨大ラスボス

 1月30日にOAされたウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッ
セイではウルトラマンティガの最終章のガタノゾーア編がOAされ、
初めてZ編がなくティガ編になったのには驚いたがガタノゾーア編
はそれだけの扱いをしてもおかしくない内容だ。

 ガタノゾーアはティガでは邪神ガタノゾーアと呼ばれ3千万年前
に超古代文明を滅ぼした元凶で、全長が150mで体重は20万tとい
うサイズを見てもラスボスに相応しい大きさと禍々しさを感じるデ
ザインにもなっている。

 ちなみに次作ダイナの最終回は巨大スフィアだったしガイアに登
場したゾグも然りで、劇場版のダイナでもラスボスは超巨大植物獣
クィーンモネラから始まりUキラーザウルスなど巨大なラスボスが
平成ラスボスの特徴になっている。

 思えばウルトラを含めた円谷作品のラスボスはウルトラマンを倒
した宇宙恐竜ゼットンから始まりレオのブラックエンドや80のマー
ゴドンら、強くはあるものの大きくはないというキャラが多く実際
巨大感があるのはエースのジャンボキングぐらいだったと思う。

 平成に入るとCGが使われ始めたので巨大キャラを作り出しやすく
なっていたという事情もあるだろうし、特にガイアのようにアグル
と共闘する相手としたら666mもの全長を誇るゾグのような巨大な
敵こそ相応しくもある。

 やはり巨大な敵というのは圧迫感があり、ウルトラ兄弟が集団で
戦っても卑怯さを感じないというのが何と言ってもいい。

 もっともガタノゾーアはCGではなくスーツアクターが入っていた
のだから凄いし、東宝のビオランテ並みの迫力でもある。

 それを考えるとガタノゾーアこそラスボスに相応しいキャラだし、
ここからCGの活用もあって平成シリーズのラスボス=超巨大キャラ
という法則ができたのではないだろうか。

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