早くもシン・ウルトラマンを見る事ができた

　今日からamazon primeで、シン・ウルトラマンの配信が始ま
った。

　シン・ウルトラマンは月17日と6月19日の2回にわたって次男と
映画館で見たのを思い出すが、ＰＣ画面では映画館の画面とは迫
力は違うものの久しぶりに見るのは感慨深いものがある。

　先述したように既に2回映画館で見ているのだからストーリーは
頭に入っているし次の展開も読めるのだが、それを言うならオリジ
ナルのTV版は既に100回近く見ている事になるので正しく隅から隅
まで見ているにも拘わらず面白く見る事ができるのが名作たる所以
だろうし今回のシン・ウルトラマンも同じ事が言える。

　それにしても庵野秀明監督の脚本は‘仮に現代に怪獣や異星人に
巨人＝ウルトラマンが登場したらどうなるか？というのをシン・
ゴジラに続いて描いているわけで対ガボラの地底貫通ミサイルを
米軍に頼んで撃ち込むものの通用せず在庫切れで攻撃終了など、
TV版ではありえない一方で現実世界ならありえる設定だから妙に
リアリティがあるわけだ。

　前半の対禍威獣戦では主に宮内国郎ミュージックが流れていた
のに対し、メフィラス登場あたりから鷺巣詩郎のエヴァ風BGMに
なっていくのも見事。

　結果的にネロンガやガボラ出現はメフィラスの仕業だったとい
う事も、じっくり見ていると分かって来るので繰り返しに見ると
いうのは大事だと思えるのだ。

　ただシン・ウルトラマンは個人的に‘そんなに人間が好きになっ
たのかウルトラマン’という宣伝コピーから、既にゾフィやゼット
ンの存在を察知していたのでストーリーの答え合わせ的に見ると
いう事ができた作品だ。

　そういう意味で約5ヶ月のインターバルで見る事ができるのは、
本当に嬉しいものがあり今さらながらamazon primeには感謝で
ある。