シーズン終盤のプロ野球中継に ついて

　いよいよ日本のプロ野球もレギュラーシーズン最終盤になってい
る中で今日はBS‐1でライオンズーファイターズ戦、BS‐YBSでベイ
スターズージャイアンツ戦がOAされていた。

　ただ残念な事にセの首位攻防戦である甲子園のタイガースースワ
ローズ戦と、パの首位に立っているバファローズーイーグルス戦の
中継が我が家では見られないという事でJ-SPORTSに入っていればバ
ファローズ戦が見られるのだがタイガースースワローズ戦は見られ
る環境ではないわけだ。

　というワケで本来ならCSすらヤバくなっているジャイアンツの
結果の方が面白そうだが、BS-1の解説が藤川球児という事から敢
えて消化試合ではあるがライオンズ戦の方を見る事にした。

　以前も記したように最近の民放のスポーツ中継のレベルが酷く解
説も聴くに堪えない中、NHKの解説者はレベルが高いし特に藤川の
解説は素晴らしいのと他球場の試合経過がどんどん入って来るとい
うのも魅力だ。

　どんな位置付けの試合だろうとワンサイドになっても実況と解説
者が良ければ楽しく見られる一方、好ゲームでも実況や解説が酷い
と見る気になれない。

　それにしても最近のBS-1のカードチョイスは少し外し気味で昨日
と今日行われる甲子園でのスワローズータイガース戦は2試合とも
中継がないし、明日などCSが厳しくなったホークスーファイターズ
戦の中継なのだからそれよりも…’という事になる。

　ちなみに昨日のBS-1ではプロ野球中継そのものがなく横浜のベイ
スターズージャイアンツ戦をBS-TBSがOAしたのみで、地上波ローカ
ルでホークスーマリーンズ戦のOAがあったわけだが松坂大輔の最終
登板があったライオンズ戦の中継はない。

　まぁこういったTV中継カードはシーズン前に決めるのだろうから
優勝争いをするチームが中心になるので、かつてのジャイアンツの
試合がビジターゲームでも中継されていたのは消化試合になるリス
クが低いという事だろう。

　その点でいえば今年のプロ野球はマリーンズやタイガースはとも
かく、バファローズやスワローズが優勝争いをするとはシーズン前
には考えられなかっただろうから首位攻防戦でも中継がないという
のは仕方ないと思う。

　特にパ・リーグの10月19日時点での順位を見ると数年前はバファ
ローズ・マリーンズ・イーグルスの3チームはBクラスが、ホークス
・ライオンズ・ファイターズはAクラスの確率が高いチームだった
のでパ・リーグのレベルが高く紙一重の差というのが分かるのだ。