10月30日からコチラではフジ系の14:00からの再放送枠で赤い衝撃が
始まった。
前日までは唐沢寿明版の白い巨塔の再放送がOAされていたのだが、
まさかTBSの赤いシリーズの再放送がフジ系でOAされるとは思わな
かったのだ。
赤いシリーズは金曜21:00にOAされていたのだが、いかんせん我が
家では この手のシリーズは両親や祖父母の力関係で1話から見る機会
が あまりなく全話を見た事がなかった中で赤い衝撃だけは中1時代の
中でも紹介されていた事もあり一番多く見た作品だった。
1話を録画して見たところ主演の山口百恵や三浦友和だけでなく脇を
固める中条静夫や田村高廣らも若く、特に大山豪介を演じる中条静夫
の存在感は圧倒的で堂々たる悪役ぶりだ。
1つだけ突っ込むとすれヒロインの大山友子はスプリンターという
設定だが演じた山口百恵の足を見たら、とてもじゃないがスプリン
ターには見えなかったし当時だけでなく今見ても突っ込める設定に
なっている。
ストーリーや演出など典型的な大映ドラマだし、いかにも昭和と
いう感じだが今見ても却ってそれが いい味を出しているのだ。
こういうドラマが意外に新鮮なのも現在この手の作品がOAされて
ないという事になるわけで、視聴率を取るためのみの現在のドラマ
とは全く違うし‘ドラマのTBS’といわれた時代のTBSの底力が窺え
る作品だ。