長谷川圭一から太田愛へ

 今から20年前の今頃OAされていたウルトラマンネクサスEp26か
ら、これまでの姫矢准編から千樹憐編に代わるわけだがメインライ
ターも長谷川圭一から大田愛にチェンジされる。

 Ep24まで姫矢准編でEp25では姫矢編の振り返りが行われると共に
ジュネッスブルーが登場して千樹憐編への橋渡しの内容で、ここま
では長谷川圭一が脚本を担当しているがEp26から太田愛がメインラ
イターとなる。

 長谷川圭一は姫矢編の24話中12話と半分を担当し文字通りメイン
ライターという感じだが、千樹憐編になるとダークメフィストツヴ
ァイ編と最終回しか担当してないのだ。

 ご存じのようにネクサスは52話の予定が39話に短縮されたため、
その影響をモロに受けたのが千樹憐だろう。

 姫矢編が25話あるのに対し千樹憐編は13話(放送話数は11話)に
なっているわけだが、メインライターの太田愛作品が13話中7話あ
るのだ。

 実際20年前に千樹憐編が始まると姫矢編とは全く違った雰囲気に
なっており、そんな中で最終回以外で唯一長谷川圭一が担当したダ
ークメフィストツヴァイ編が他のEpとは雰囲気が違うと感じていた。

 姫矢准は孤門より年上なのに対し千樹憐は年下という事で両者の
キャラが違うし、孤門のデュナミストに対する姿勢も変わるので脚
本家も替わった方が雰囲気も変わってネクサスらしいと思ったりす
るのだった。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« いよいよ明日... キックベース... »
 
コメント
 
 
 
「英雄」から「青い果実」へ (tamutamu)
2024-03-30 00:47:41
「ネクサス」は姫矢編が重苦しく、憐編になってからは彼の底抜けに明るい性格も手伝って雰囲気も大分明るくなりましたね。正直当時は土曜朝に見るにはしんどいなぁと思っていた矢先の千樹憐=ジュネッスブルーの登場にホッとしました(無論、姫矢編も良かったですよ)。
それに憐編になると孤門も成長して余裕も見せるようになっていたし、それに年下の憐を相手にしている分にお兄さん的な雰囲気も出ていましたね。

私事ではありますが、太田愛さんとは同郷(香川県)なので余計に親近感があるんですよね。
太田さんが描くシナリオは、ウルトラでは綺麗で幻想的な内容が特徴ですが、それに加えて人間臭いメッセージ性を帯びていると思います。
好きな太田シナリオは「ティガ」の「宇宙からの友」、「ダイナ」の「少年宇宙人」、「ガイア」の「遠い町・ウクバール」ですね。特に「少年宇宙人」はウルトラシリーズで上位に入るほどの名作だと思っています。
 
 
 
私も (こーじ)
2024-03-30 23:49:04
>tamutamu様

 私もダイナの少年宇宙人は大好きで大田愛脚本の魅力満載だと思いますし、これに故・寺田農氏がゲストのティガゼルダポイントの攻防もいいですね。
 
 
 
そうでしたね (tamutamu)
2024-03-31 13:37:32
「ティガ」32話も太田シナリオでしたね。
構成的にまとめれば「メカゴジラの逆襲」に通じる部分もありますが、
この話はマッドサイエンティストではなく、ゼルダガスを無くすための優しさを幻想的に描いている点が実に太田さんらしい筋書きだと思います。
 
 
 
たしかに (こーじ)
2024-04-02 21:11:12
>tamutamu様

 たしかに今EPマッドサイエンティスト系の話をポジティブな味付けにした感じで、これこそ大田愛節の真骨頂ですね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。