ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
恐竜戦車編はアマギのトラウマ克服EP
今から50年前の昨日68年4月15日にOAされたウルトラセブン
28話・700キロを突っ走れは、戦車の台座に恐竜が乗るという奇抜
なデザインである恐竜戦車が登場する。
ただし恐竜戦車自体は今回のEPでは最後に少しだけ登場しセブン
と戦うぐらいで、むしろ超高性能爆薬・スパイナーを謎の星人の妨害
から守りながらラリーに紛れて運搬する任務を果たすかというサスペ
ンス仕立てになっていた。
地球防衛軍が開発したニトログリセリンの数百倍の威力を持つ超
高性能爆薬・スパイナーを700キロ先の地下実験場まで運ぶため、
ウルトラ警備隊はラリーに紛れて車で運ぶ事を計画するが厳重なシ
ョック止めを施してはいるものの走るダイナマイトと化した車だか
ら運転するダンとアマギはたまらない。
特にアマギは子供の頃に近所の花火工場の爆発事故に遭遇し悲惨
な光景を目にしていたトラウマから爆発物に対する恐怖心を拭いき
れてないわけで、それを知りながら任務に付けた隊長に対する不満
を持っているわけだからダンにも負担がかかる任務だった。
当然ながら謎の宇宙人らしき者達から人間爆弾や機関銃攻撃に、
地雷攻撃など妨害されるだけでなくスパイナーに時限爆弾まで仕掛
けられたのだから遂にアマギはキレる。
しかしキリヤマ隊長は敢えてトラウマを抱えるアマギに時限爆弾
撤去作業を命じ、苦闘の末に取り外しに成功した事で自信を付けた
アマギは敵のヘリコプターによる襲撃をもかわして任務を無事に遂
行するのだった。
驚いた事に実験場に到着するとスパイナーはダン達が運んできた
のは囮で、本物は隊長達が乗ったジープで運搬していたというどん
でん返しには驚かされた。
つまりスパイナー運搬任務はスパイナーを実験場まで無事に運ぶ
だけでなく、アマギのトラウマ克服という一石二鳥の結果になった
わけでセブン対恐竜戦車はオマケに過ぎなかったのだ。
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いらっしゃいませ、初めまして。
このEPを書いたのは上原正三氏ですがQのボスタングを送り込んだキール星人から始まり、侵略する死者達の
謎の宇宙人など氏の作品は姿を現さない謎の侵略者が多いですよね。
恐竜戦車のツッコミどころについては明日アップしますので楽しいにしてください。