NY ジャイアンツに奇跡は起きるか?

 日本時間の明後日行われるNFLのスーパーボウルは、
今シーズン負けなしレギュラーシーズン+ポストシーズン
合わせて18戦全勝のニューイングランド・ペイトリオッツ
対ワイルドカードから勝ち上がったNYジャイアンツの顔
合わせだ。
 今日の昼間にBS-1で予想番組をやっていたが、やはり
ニューイングランドが圧倒的に有利だというのは間違いない
だろう。
 基本的にアメフトは、数字上有利なチームが勝つケースが
高いので サッカーなどと違って番狂わせが起きる可能性は
低い。
 ただし私的には、少し気になる事がある。

 NYジャイアンツは、90~91シーズンに名QBのジョー・モン
タナを擁してスーパーボウル3連覇を目指していたSF49er'sを
NFCのリーグチャンピオンシップで破っている。
 それも敵地・サンフランシスコでラストプレーでFGを決め
いわゆる‘逆転サヨナラ'勝ちしてリーグ優勝し、スーパーボウル
でもバッファロー相手に20-19で勝ち優勝している。
 それも1点リードのラストプレーでバッファローが今度は FGを
外しての劇的な優勝だった。

 今回のNYジャイアンツのNFCファイナルが、敵地・グリーンベイ
で延長戦でのFGによる‘サヨナラ勝ち’だ。
 17年前と同じシチュエーションになる。
 しかもニューイングランドは、昨年IDポリスのQBペイトン・マニン
グによってスーパーボウル進出を阻まれたが、今年は弟のイーライ・
マニングがQBのNYジャイアンツというのも因縁めいている。

 実力的に全く勝ち目がないと思われていた昨年夏の甲子園で、
佐賀北が0ー4から劇的な逆転満塁HRで優勝した。
 佐賀北にとって唯一拠り所だったのが、相手の広陵が過去2度
40年ごとに夏は準優勝している事と 2度目の準優勝の時に負けた
相手が開幕戦から勝ち上がったチーム。
 しかも佐賀代表で優勝したのは、開幕戦を勝って優勝した佐賀商
だったので‘ひょっとしたら?’というぐらいだった。
 それが94年に優勝した佐賀商同様、決勝点が満塁HRという劇的な
展開だった。
 番狂わせなどは、同じようなシチュエーションから起きる可能性が
多いのだ。

 今では‘王朝’を築いているニューイングランドも、最初に優勝
した02年のスーパーボウルもセントルイス相手にラストプレーのFGで
20-17で勝ったのが初優勝。
 私は‘万馬券が来た!’と叫んだものだった。
 その奇跡が、今年起こるだろうか?

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