ウルトラマンネクサスの最終EPでダーク・ザギをノアが倒して
物語は終わるのだが、それからのネクサスワールドではペドレオン
のようなビーストが相変わらず出没しナイトレーダーが掃討してい
るシーンで終わる。
ダーク・ザギを倒してもビースト因子が残っているので巨大な
ビーストは登場しないものの、小型ビーストは出没しているという
設定だろう。
これはリアルな設定ならば当然のパターンで親玉を倒したからと
いって、末端のビーストは生存しているのだから当然の如くナイト
レーダーが出動している。
面白いのは和倉隊長率いるAユニットはディバイトランチャーを
使って掃討しているのに対しクロムチェスターが飛び続けていると
いう事で、作品の中で他の隊長が率いる別のユニットが仄めかされて
いたのを現実のものとしたわけで違和感はない。
劇中では語られなかったが防衛組織TLTの存在は一般市民達に
秘密だったので尖兵であるナイトレーダーも、密かにビーストを
殲滅していたから複数のユニットを次々に投入するという事は珍し
かっただろう。
下手すると隊長や副隊長以外は他のユニットのメンバーすら知ら
なかったのではないかとまで思う。
とりあえず対ビーストは空からと地上から殲滅の任務を交代で
行なっていたと思えるので、最終回にしてようやく別ユニットが
日の目を見た感じだった。