競泳日本代表34人決まる

競泳は34人がリオへ=酒井、20年ぶり中学生代表

 4月4日から開催されていたリオ38人五輪の代表選考レースを兼ねた
競泳の日本選手権が昨日終わり男女の代表34人が決定した。

 64東京五輪の出場人数が38人だったらしいが、今回の代表は決勝で
水連が設定した派遣標準記録を突破し2位以内に入らないと選出され
ないし派遣標準記録は五輪で決勝に残れるタイムという厳しい条件を
クリアした者が34人というのだから凄い。

 中でも評価したいのはリレーではあるが自由形が男女とも400&800
の4種目にメドレーリレーまで全て出場権を得た事だし、200では萩野
公介が出場権を取れた事。

 残念だったのは男女の400m以降の自由形や女子の背泳ぎが個人での
出場権を取れなかったわけだが、それ以上に平泳ぎ男子100mで北島
康介だけでなくエースの小関也朱篤までが派遣標準を切れなかった
事だ。

 どんな種目にも波があって女子の平泳ぎでいえば田中雅美が引退
した北京ではパッとしなかったのがロンドン以降は出場する事が難
しくなっているのに対し、シドニー以降 元気だった女子の背泳ぎが
第1人者である寺川綾の引退後にレベルが下がるという状態になって
いる。

 とはいえ競泳競技のベースである自由形が男女4種目のリレーで
出場権が獲得できるぐらいレベルアップしたのは事実だし、かつて
決勝に残れれば嬉しい種目だった個人メドレーが今や有望種目に
なっているのを考えると嬉しい話である。

 つまり自由形や個人メドレーが強ければ背泳ぎやバタフライが
強化される事になるわけで萩野が自由形で、瀬戸はバタフライで
出場権を得ているのが象徴的だ。

 メダル候補としては男子個人メドレーの2人や女子平泳ぎの金籐
理絵らが挙げられるが個人的はロンドンでの銀3、銅8の計11個前
後に金が1つか2つ取れればと思っている。

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