藤川桂介作品は、救出劇が面白い

 先日レビューしたセブン暗殺計画をもって、ウルトラマンから参加していた
脚本家の藤川桂介がウルトラから降板した。
 第2期ではザ・ウルトラマンで1話担当しただけだから、事実上‘セブン暗殺
計画’がウルトラ最後の作品になったようだ。
 藤川桂介といえば、後にマジンガーZや宇宙戦艦ヤマトのメインライターと
なっている。
 こういう高名なライターがウルトラマンとウルトラセブンの脇を固めていたの
だから、第1期のウルトラがいかに面白かったか分かる。

 さて藤川桂介のウルトラでの作品は

 ウルトラマン  

 5:ミロガンダの秘密

12:ミイラの叫び  

17:無限へのパスポート  

24:海底科学基地  

32:果てしなき逆襲

 ウルトラセブン  

16:闇に光る目  

26:サイボーグ作戦  

30:栄光は誰れのために

39・40:セブン暗殺計画

 それぞれ5話づつ計10本を担当しているが飯島敏宏監督と 5話、鈴木
俊継監督と4話を組んでいる。

 面白いのが飯島監督と組んだ‘無限へのパスポート’‘海底科学基地’
‘セブン暗殺計画’の4話分が救出モノである。

 ‘無限へのパスポート’では、科特隊基地がブルトンによって四次元現象
に引きずり込まれ隊員達が右往左往する。

 ‘海底科学基地’ではグビラのドリルで海底センターのパイプラインを破壊
されたため、センターに閉じ込められたムラマツやホシノ君達を いかに
救出するか。

‘セブン暗殺計画’でもガッツ星人に捕獲され夜明けと同時に処刑されそう
になっていたセブンを いかに救出するか。

 氏の作品では、この3EPが印象深い。

 そういえば宇宙戦艦ヤマトも放射能汚染され人類滅亡まであと 1年に
追い込まれた地球を 救うためというテーマだった。

 私的には救出モノが、氏の作品では特に面白いと思う。   

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