吉田麻也と山口蛍がハリル・ジャパンを救う

日本、ドロー寸前から劇的勝利で2連勝 途中出場の蛍がバースデー決勝弾

 埼玉スタジアムで今日 行われたロシアW杯アジア最終予選のイラ
ク戦で、日本は後半ロスタイムに山口蛍がミドルシュートを決めて
2-1で勝ち最終予選での初勝利を挙げると共に2勝1敗で勝ち点を
6に積み上げた。

 試合はラインを押し上げて積極的に仕掛けてくるイラクの攻めで
始まったが、10分過ぎから徐々に慣れていった日本は26分に原口
元気がボールを奪い清武弘嗣からのクロスを原口が決めて先制する。

 このままいい流れをキープしていきたい日本だったが前半のロス
タイムにカウンターからピンチを招き西川周作の好セーブで防いだ
ものの、後半に入った60分に遠い位置からのFKを頭で合わされて
追い付かれるというUAE戦の悪夢を思い出させられる展開になった。

 79分にも本田圭佑のヘッドがポストを叩くなど雰囲気がどんどん
悪くなる中で迎えたロスタイムに前線に上がり吉田麻也が倒されて
得たFKを一旦クリアされたボールを途中出場の山口がミドルで叩き
込み待望の勝ち越し点を挙げ何とか逃げ切った。

 先制したもののFKから追い付かれ波状攻撃をかけて再三あった
チャンスはポストに嫌われるなどの典型的な勝ち点を落とすパター
ンに追い込まれたのを正しく途中出場の山口が決めて救った形だが、
その前に吉田が前線で粘りファウルを受けてFKをもらったシーンを
はじめチームを挙げての必死さが結び付いた決勝ゴールだろう。

 3戦目に来てホームでの引き分けは予選突破に関して厳しいものに
なりかねないプレッシャーの中で勝ち切ったのは大いに価値があるし、
中4日で行われるオーストラリア遠征では時差がない日本からの移動
に対しオーストラリアはサウジから戻るので時差に対するコンディ
ション的にはアドバンテージがあると思われるのでしっかり勝ち点
を挙げて欲しいものだ。

 ちなみにハリルのサッカーは格上相手の方が効力が発揮されそう
なので、アウェーでのオーストラリア戦は格好の試合になるのでは
ないか。

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