個人的に思う秀岳館の問題点は


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/sports/tokyosports-4175393

 最近マスコミ界隈で熊本・秀岳館サッカー部の、部内暴力隠蔽問
題が大きく取り上げられている。

 まぁスポーツ名門校の部内暴力問題は最早付きもののようなモノ
だから今さら驚きはしないのだが、個人的に実感するのは秀岳館の
スポーツに対する理解度というか愛情がなく学校名を売り出すため
の広告塔のような位置付けにしかしてない事だ。

 というのも秀岳館は野球部が10年代後半にアマ球界のスターだっ
た鍛治舎巧氏を監督に招き強化に努めたのはいいが、あろうことか
‘5年以内に甲子園で優勝する’的なコメントが学校関係者から出たの
には驚いたし正直言ってこの言葉が多くの高校野球ファンを敵に回
したと思っている。

 巷で言われる鍛治舎氏が面倒を見ている大阪のボーイズリーグの
メンバーを秀岳館に入学させたため大阪代表熊本支部的に地元民か
らも批判されていたらしいが、正直言って大阪桐蔭など地元選手の
方が少ない学校は多々あるし地元の有力選手が集まりづらい新興校
にとって必要悪ではあるが方法論としてありだと個人的には思う。

 問題は名前を売った後に地元生徒を増やす事で、ずっと県外生徒
ばかりで固めるというのはいいものではない。

 そして秀岳館が16年春から3季連続で甲子園ベスト4という快挙
を演じた後に鍛治舎氏が退任すると、後任に鍛治舎氏の予定してい
た人物ではなく鍛治舎氏が監督に就任前に監督を務めていた人物に
任せた事にはガッカリした。

 鍛治舎氏の体調不良という事情は仕方ないし鍛治舎氏ほどの人物
だから当然後任は作っていたのだろうが、それを無視する形での前
監督では才能型選手を使いこなせないのではと思っていたら案の定。

 もともと熊本県は前田智徳や村上宗孝らプロでも大活躍している
選手を輩出している反面、甲子園では夏など96年の熊本工準優勝以
来秀岳館がベスト4に入る16年まで19年間で11勝ベスト8は1回と物
足りない成績。

 そんな中で秀岳館は16年春夏&17年春と3季連続ベスト4だから
一躍熊本のリーダーになるかと思われたのだが、鍛治舎氏退任後は
1度も甲子園出場はなく他の出場校も19夏に熊本工が1勝したのみ。

 つまり熊本県勢のレベルを引き上げる存在になる事を期待したの
だが、これでは3季連続ベスト4で‘学校の名前が取り敢えず売れたか
らもういいか’的な考えで鍛治舎氏を招聘したに過ぎないのかと思え
るわけで高校野球ファンはそういったところに敏感だから嫌悪感を
覚えるのではないだろうか。

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