W杯優勝から20年経つブラジルだが

 以前も記したようにサッカー王国と言われるブラジルは20年前の
日韓W杯を最後にW杯優勝がないわけだが、今年はFIFAランク1位で
カタールW杯に臨む形になっており優勝候補筆頭での優勝を飾れる
のか?と思ったりする。

 そもそも南米勢はブラジルと並ぶもう1つの雄・アルゼンチンも
14ブラジル大会でドイツに決勝で敗れて準優勝となっているのだ
から、20年間=4大会連続でヨーロッパ勢以外は優勝してないとい
う形になっている。

 かつてサッカー界は‘組織力のヨーロッパ&個人技の南米’と言われ、
二大勢力を形成しておりW杯でもヨーロッパ以外での開催時は南米
勢が優勝するという形になっていた。

 最近はヨーロッパのビッグクラブに南米勢の主力選手が移籍して
プレーしている事から、ヨーロッパと南米の差がなくなっていると
言われているのだが個人的にはキングダムスタイルから南米が脱す
る事ができてないという事ではないか。

 つまり02年はロナウド・リバウド・ロナウジーニョらの力で勝て
たわけだが、徐々に彼らの力が衰え最近ではネイマール次第と言わ
れるケースが多い。

 これはアルゼンチンがリオネル・メッシ頼みのスタイルになって
おり、バルセロナ育ちのメッシが組織の歯車として機能しているの
に対し代表では かつてのディエゴ・マラドーナのように攻撃全てを
仕切るようなスタイルを要求されても厳しいという事ではないか。

 かつて南米はサッカー選手は畑で生まれて来るかのようにストリ
ートフットボール上がりの選手達が次々に輩出されていたのだが、
今では難しくなっているし突出した個に他の選手達が尽くすという
スタイルはプレッシングの流行と共に時代遅れになっている。

 それをアルゼンチンはかつてマラドーナの成功もあって流れが底
辺に脈々と流れており、新たなスタイルに切り替えられてない寒が
ある。

 ブラジルもその流れだが突出した個の選手が毎年数人いるのだか
ら、彼らを中心にしたスタイルでヨーロッパ勢に勝てるのかどうか?

 かつては先述したようにヨーロッパ以外開催の時は南米勢が優勝
するというジンクスがあったが、10南アフリカ&14ブラジルと2大
会続けて優勝を逃しているので3度目の正直で南米勢の復権なるか
というのも20カタール大会の注目だろう。

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