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こーじ苑
WBC、アナハイムやマイアミはアメリカのホームでは ない
侍、ドミニカ共和国―プエルトリコの敗者と対戦(読売新聞) - goo ニュース
日本時間の今朝マイアミで行われたWBC2次ラウンド2組の敗者復活戦・
最終戦で開催国のアメリカはプエルトリコに0-4から追い上げたものの3-4で
敗れ第1回大会に続いてベスト4に入れずに敗退となった。
MLB選手で固めているアメリカ代表だがMLBのレギュラーシーズンに差し
支えないレベルでの戦い方を強いられているというのが最大の理由だろうが、
個人的にはそれ以外にマスコミが扱ってない理由の1つで開催地がアメリカ
代表にとって本当のホームでない事があるのではないだろうか。
今大会の2次ラウンド2組の会場はマイアミ。
フロリダ・マーリンズの本拠地だがマイアミという土地柄でキューバから亡命
した者などを含めてラテン系の移民が多い事から、むしろドミニカやプエルトリコ
のホーム状態になっていると思われる。
やはり自分達への声援が多ければ多いほど選手は奮起して実力以上の物を
発揮する傾向が強く、特にノリのいいラテン系にその傾向が顕著だ。
思えば第1回大会の2次リーグ最終戦で2敗して敗退が決まっているメキシコ
相手にアメリカが敗れて日本がベスト4進出を決めたのだが、マスコミは
‘敗退が決まってモチベーションが落ちたメキシコ相手に勝てば突破が決まる
アメリカがホームの声援を受けて戦うので云々’と当時書いていたのを思い出す。
ところがアナハイムは むしろメキシコのホーム状態で大声援を受けたメキシコが
全敗を避けたいというモチベーションを燃やして勝った感じだ。
ボクシングを見ているとラスベガスを はじめとした西海岸でアメリカ人とメキシコ
人の試合になると9割方メキシコのホーム状態になるし、NYなど東海岸で行われる
アメリカ人とプエルトリコ人の試合になるとプエルトリコのホーム状態になる。
こういう事例を頭に入れておけば第1回大会でアナハイムでのアメリカ-メキシコ
戦がアメリカ断然有利ではない事が分かるだろう。
それと同じ事が今回はマイアミで起きたわけで、ホーム状態のドミニカとプエル
トリコが勝ち残ったのではないだろうか。
西海岸ではメキシコ系、東海岸ではプエルトリコやドミニカ系のファンを相手に
しないと興行的に厳しいだろうが、それゆえ開催国のはずのアメリカがアウェー
状態で戦う事になるというのも忘れてはいけない。
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別に順位なんかどうでも
だからこそ日本は勝たないといけません。