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こーじ苑
なでしこジャパンの本番は決勝トーナメントから
澤「強豪は必ず決める」=オランダ想定で実戦練習―サッカー女子W杯・なでしこ
6月7日に開幕したサッカー女子W杯も日本時間の昨日から決勝
トーナメントが始まりベスト8のうち5カ国が決まったのだが、
優勝候補のドイツやフランスに開催国のカナダは勝ち進んだものの
ロンドン五輪のベスト8で日本と死闘を演じたブラジルがオースト
ラリアから敗れるという波乱も起きている。
さて前回優勝の日本だが初戦のスイス戦で決勝点となったPKを
誘ったのと引き換えに骨折で離脱した安藤梢の穴が痛いのか、
スイス戦はPKで挙げた1点のみに終わったのを皮切りに2試合目の
カメルーン戦は2-1、3試合目は2試合で16失点だったエクアドル
相手に開始5分の1点のみに終わるなど得点力不足が不安がられて
いる。
日本は前回大会で優勝した時に華麗なパス回しで崩すスタイルを
‘女子のバルセロナ’と賞賛されていたのだが、最近ではバルセロ
ナとは正反対であるイタリアのような僅少差で逃げ切るような勝ち
方ばかりで識者達は華麗なパスサッカーを見られない事に対する
不満を募らせている。
ただし個人的にはサッカーというのは相手がある事だから対策を
しっかりと練られていれば、自分達のやりたいスタイルに拘っても
勝てないケースは多い。
それは男子のザック・ジャパンという格好の失敗例があるのだが
女子は その対極に位置し、自分達の得意するスタイルを封じられ
ても勝てるしたたかさがある。
実際に4年前のW杯でもベスト8のドイツ戦は華麗なパス回しで崩
すというよりも120分間全員が体を張ってドイツの猛攻を凌いでの
勝利だったし、ロンドン五輪のアジア予選や五輪本番でも得意の
スタイルで勝った試合よりベスト8のブラジル戦やベスト4のフラン
ス戦での死闘の方が印象深い。
確かに今大会は楽なグループにも拘らず3試合で4点は少ないかも
しれないが、決勝or3位決定戦まで勝ち進めば7試合戦うならグルー
プステージから絶好調の方がよっぽど怖いし実際グループステージ
で絶好調だったのに決勝トーナメントでは初戦で敗退というチーム
は枚挙にいとまがない。
全試合を圧勝できればいいがサッカーではそういう事はありえ
ないし、日本人はバカ正直に全試合を100%で戦い抜くべきと考え
ている連中が未だにいるのが嘆かわしい限り。
本番は決勝トーナメントに入ってからなので、ここから一気に
調子を上げていけばいいいし批判は明後日行われるオランダ戦を
見てからでも十分だろう。
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しかし、オランダは日本に負けても失うものは殆ど無く、逆に勝てば得られるものがあまりにも多いから、モチベーションはかなり高いだろうな。
なにせ、オランダは今大会はイタリアとのプレーオフに競り勝った末に初のW杯出場権を獲得。
今大会の1次リーグ最終戦のカナダ戦では試合終了間際にミドルシュートを決めてドローに持ち込み、3位ながらもしぶとく決勝トーナメント進出。
更には、ラウンド16では世界女王のなでしこと戦えるだけでなく、他の欧州勢の状況によってはなでしこに勝った時点で来年のリオ五輪の出場権(欧州の五輪出場枠は3)も獲得出来る可能性まである。
きっと世界女王のなでしこに挑むオランダは、2年前の野球のWBCでオランダが前回優勝国の侍ジャパンと対戦した時と似たような心境かもしれないね。
ヨーロッパ勢は今回のW杯がリオ五輪の出場権がかかる
大会ですよね。
既にドイツとフランスが決めてますから残りは1つと
なりますのでモチベーションも確かに侮れませんね。
男子と違いしぶとさも相当なものですから、侮りがたしですね。