|・)… (店番中)
( `m´)つ|ガラッ
( `m´) 「…娘さん 本日は沐浴日であります。
本日の午後21時頃~23時頃の間に 香湯で沐浴する事で
無数の罪過が清められるとされます。」
( `m´) 「…さて 本日は西洋魔術と神仙道であります。
黄金の夜明け体系を見ますと まさに仙道の手順を踏んでいまして」
( `m´) 「…カバラ十字の祓いで 自己の内外を清め
中央の柱行法で 最基本の霊脈を開通させ
五芒星の小儀礼で 自己の生霊を覚醒させるという流れになっています。」
( `m´) 「…そういう訳で 四大を基本とする西洋魔術の中で
黄金の夜明け会が 五大を基礎とするタットワ行法を取り入れたのは
必然であったと言えそうです。」
( `m´) 「…わたくし自身 タットワ行法に関しては 簡単な手順しか存じませんが
深く進んでゆくと 自己の一霊四魂との接触と増長に繋がるのではないでしょうか…」
( `m´) 「…そして 生まれざる者の儀式で 自己の真一を覚醒させ
真の意味で 小達人の位階にまで到達した人は
玄胎結成の射程圏に入った人という事になり
金で高位階を買ったり 高位階を自称するのでは 何の意味もない事になります。
とは言え 実際に黄金の夜明け会の団員で 尸解の証が見つかった人がいるかは
確認できませんが…」
( `m´) 「…儀式というのは 行う事に意味や目的があるのではなく、
儀式の意味を理解した上で
効果を発揮して 目的を達成できるかが重要であります。
形だけをなぞって 神秘性を楽しんでも
効果がなければ 意味が無いのであります。」
( `m´) 「…そして 西洋魔術でも 霊脈の開発と 自己の一霊の覚醒から始まるのに、
日本の大衆仙道では 気を集める事から始まる、
西洋魔術は 母大陸の仙道の原理に適っていますが
日本の大衆仙道は 何を目指しているかさえ よく判らないものになっています。」
( `m´) 「…生霊の覚醒(アナハタ・ショック)の際に 胸が痛むというのは
充分に開いていない霊脈が 強制的に開かれる事でもあり
霊脈が開かれていないほど 痛みが大きく長くなるようです。」
( `m´) 「…つまり いくら知識を集めて 儀式を繰り返したとしても
主要な霊脈が充分に開いておらず 一霊が覚醒していなければ
真の意味で 4=7 フィロソファス(哲人)にも至っていない事になります。
黄金の夜明け体系は 一つのレベルずつの位階を設けているので
曖昧さを排除していると言えましょう。
今の教育システムのような マニュアルをこなせば自然に上に進めるというのとは
全く異なっています。」
( `m´) 「…また そのような訳で
別の方法などで 一霊が覚醒した人の場合
敢えて 中央の柱とか 生まれざる者の儀式をする必要はないという事になります。」
( `m´) 「…そして宮地神仙道は
真の意味での4=7 フィロソファス(哲人)ぐらいのレベルから始まる高度な体系であります。」
( `m´) 「…それでは 大黒天様の守護を加持を受ける呪を。」
「ソー
オン・シリ・マハガラ・ウン・パイ。」
(大 物 主)
( `m´) 「…我を拝するならば 黄金の日没会で 神殿首領の最高位に達する事が可能である。
日が沈み 母大陸の五星が昇る事を祈念するのである。」
|・)
|・) 何の話しかな。
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「黄金の日没会は 歓迎歌を歌っている!!!!!!!!!」