|・)… (店番中)
( `m´)つ|ガラッ
( `m´) 「…娘さん
本日は 大晦日でございます。
玄学的には 今日と明日の過ごし方が非常に重要ですので
是非 守られたく。
これは 太上感応経とも関わってくる事であります。」
|・)…
( `m´) 「…本日と明日は 蝋日でありまして
蝋日には 遊興を避けて 祖霊に祭祀や供養を捧げなければ
罪過になると 太上感応経に書かれている訳でありますが」
( `m´) 「…更に本日は 諸神が天より降られる重要な日であり
必ず焼香して神仏を拝し 神々を迎えるべきとされます。」
( `m´) 「…さて 太上感応経には
"人の罪悪を録(しる)し その紀算を奪う" とありまして
一般的に いつでも 罪を犯すと その重さに従って
紀(十二年)、算(百日)の寿命が削られるとされますが」
( `m´) 「…実は それ以外に
"房事をする事で 自分の紀算が失われる日" があるのであります。
また寿(和魂)ではなく
福(幸魂)が削られる時もあります。」
( `m´) 「…そして 房事をする事で
紀算よりも 更に多くの寿(和魂)が削られる日というものもあり
実は 本日がその最大日であり
本日房事をするならば 男女と共に亡ぶとされているのであります。
ですから本日は 決して房事してはならないのであります。」
( `m´) 「…これは どういう事かと申しますと
諸神が降りている時に 房事を行ってしまうと
通常時に比べて 数十倍も性エネルギーが漏れてしまう上に
諸神に侮辱を与える事になり その悪報を被るという このような理由によるとされます。」
( `m´) 「…日本の玄学界では 庚申以外に そのような注意はないとされていますが
実は 一ヶ月の間に そのような日は 何日もあるのであります。
もし 紀算などが削られてしまった場合は
善行や 功徳を積み重ねる事によって 魂徳を回復させるべきのようで、
また たびたび紀や福が削られるような生活をしていては
とても得仙は望めないでしょう。」
( `m´) 「…また わたくしは房中術に関して 詳細は知らず、
そして 特に生命力の薄くなっている日本では不適と思いますが
もし実践するとしても こういう房事を忌む日を避けませんと
わずかな精気を得る代わりに 大量の和魂を失ってしまうという逆効果になります。
房中術の実践に当たっては 色々な予備知識が必要であり
技術だけに偏った巷間書の知識だけで行うのは
却って 仙道から遠ざかり 命を失う事になるようです。」
( `m´) 「…そして 本日の夜半に 香湯で沐浴される事で 3千の罪過が清められるとされます。」
( `m´) 「…そういう訳で 本日はよく祭祀をされたく。
宮地神仙道では 本日 大祓が行われますので
各家庭におかれましては
特に大祓詞を奉唱されてよろしいかと…」
|・) どうして抗日鬼神が 宮地神仙道について話しているんだろう。
(大 物 主)
( `m´) 「…宮地神仙道は 母大陸の子であるからである。」
|・)
|・) 嘘を言うのは 罪過だもん。
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「早く 宮地神仙道を差し出さないか!!!!!!!」