| 妖術師の館 |
( `m´) 「…本日は 四天王に 自己の食事の一部を捧げて 供養と致します。」
|・)…
( `m´) 「…さて その前に 自己の食事の一部を捧げて供養するという事に就いて
お話しさせて頂きます。
自己の食事の一部を捧げて供養とする方法は 紫龍仙体系でも行われているようですが
日本ではあまり多くない方法であり、
一般には 山林の中で ひだる神(餓鬼)に憑かれた時に
食物を与えて憑依から脱する為に 弁当の一部を残しておくという習慣が最も有名ですが」
( `m´) 「…母大陸では 自己の食事を捧げて供養するという事が
非常に頻繁に行われています。
そして母大陸には 56の民族があり
漢族が95%を占め 残りの5%が 55の少数民族となりまして
それらの少数民族は 仏教やイスラム教を信仰する民族から
固有の宗教やシャーマニズムを信仰する民族まで 色々とあります。」
( `m´) 「…その 固有の宗教を持つ ある民族の方からの御話しですが、
彼らはいつも 食事の一部を取り分けて 祖霊に捧げ、
捧げた食物は 口にしてはいけないと教えられているそうです。
また 山林の中に入った時は 必ず少量の食物を そこに住まう精霊に捧げる事で
精霊が人間に危害を加えなくなるとの事です。
日本でも こういった事を実践して よろしいと思います。」
( `m´) 「…そして 本日は
食事の一部を取り分けて 四天王に捧げて 徳を集め
守護と吉祥を得る方法です。」
(1)浄水と 取り分けた食物を用意して 加持を与える。
「我今奉請(がこんぶせい)
四大天王(しだいてんのう)
降臨于此(こうりんうし)
我所弁供(がしょべんく)
願垂納受(がんすいのうじゅ)。」
7遍誦す。
「オン・ロカハリテイ・レヤ・レヤ・ウン。」
(2)それらを置いて祈る。
「四大天王(しだいてんのう)
諸聖眷属(しょせいけんぞく)
受我此食(じゅがしじき)
願垂加護(がんすいかご)。」
(3)しばらく それらを放置する。
(大 物 主)
( `m´)つ 「…おや 供物が落ちていて と…」
|・)
|・)=3 供物じゃないやい!
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「供物がどこに逃げるか!!!!!!!」