道教における註生娘娘の養丹神呪です。
「以気養丹(いきようたん)
以丹養気(いたんようき)
気運全身(きうんぜんしん)
仙体再生(せんたいさいせい)。」
以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
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アホで特殊能力(or邪気眼?)持ちの兄貴の話を。
記憶に残る兄との最古の記憶は、四、五歳?もっと昔だったか、
なぜか口喧嘩(というか討論)のやり方を教わっているというもの。
相手が間違ったらそこを叩け、とか、揚げ足をとればは矛盾や間違いに誘導できる等
(確かこんな感じの内容を分かりやすく噛み砕いて教えられた)かなりエグい内容だった。
子供心に、(というか兄も十分子供だったはずなのだが)
「何でそんなこと言うの(教えるの)?」
と聞くと、
「ごめんね。これはずっと後に○○に必要になる。
ホントはその時の俺が教えないとだめなんだけれど、
その時まで俺が残ってるとは思えないから」
と意味が分からない事を言って詳しく教えてくれなかった。
自分と兄とはそんなに離れていないが、それでもその当時の兄はムダに大人びていた。
が、あるときから兄は急に幼児退行?しだし、口調やら振舞いも子供のそれになった。
というかそのまま成長して、某探偵マンガの主人公と真逆のような人間になってしまった。
ただ、たまにフッと思い出したように昔の口調が戻って、
意味不明な助言をくれて、いろいろと助けてくれる。
(ただとても意味深で、事が終わった後には『なるほど』と、すごく理解できる)
兄の言った「必要になること」が何かはいまだに分からない。
兄貴ェ……一体これからこの身に何が起きるんだ?
兄が子供のような性格になってから数年。
ある日帰ってくると居間で兄貴が泣いてた。
えぇっ、とビビッてわけを聞くと
「俺、言ったんだ、だから助ければよかった」
と意味の分からない事を言うばかり。これはもしかして、と思って兄貴に
「出たのか?」と聞くと(兄貴が昔の口調になる事をこう呼んでいた)
「うん」と頷く。
詳しく聞くと、数日前に死んだ町内のAさんの死を予言したのに、
何も出来なかった、という事だそうだ。
兄貴は幼児逆行して、優しいというか、甘いと言うか、子供だから、
余計何も出来なかったことが堪えているらしかった。
曰く「そういうこと(予言等)があると
、頭が何かに乗っ取られたようになり、自分の意思では何も出来なくなる」
とのこと。うちの兄貴の場合は邪気眼発病してるだけなのかもしれないが、
いずれにせよもしそういう人間がいるなら、そいつは孤独なんだろうなぁとか私は思った。
兄貴はよく分からない人間だった。
その能力の系統も毎回バラバラで中途半端だった(邪気眼持ち疑惑の一因)。
あるときは座敷わらしが出たとポツリと呟くし。
『悪い何か』が出た時はぞわぞわとした何か黒いものを発生させ撃退するし。
「今日はやめとけ」と兄が言ったところに行くと、十数針縫う大怪我をするし。
超能力?未来予知?霊感?くわえて多重人格に超早熟?
身内の私ですら笑ってしまうような意味の分からない人間だった。
まあそれでも家族だったし、大切な兄貴であることは間違いなかった。
そんなバカ兄が死んで三年がたつ。全部が真っ赤なうそだったのか、
あるいはマジな話だったのか、今となっては真偽の程は定かじゃないが、
それでもたまに、あるとき急に兄が書いたものと思われる手紙が見つかることがある。
そこには兄の汚い癖字で、たとえば発見した日の三日後とかの日付があて先として指名され、
その日になってみないと分からないような意味不明な内容が書かれている。
そういう能力がもしあれば、死さえ怖くないのだろうか、と、
彼の遺言と死んだときの顔を思い出す。
曰く
『俺はひどい死に方をするだろう、けれどまぁ、誰が悪いだけでもない』
『もし事故なんかで死ぬ場合、加害者が悪いと思うかもしれないが、』
『それはその人の運が悪かっただけだから、決して責めたりはしないでくれ』
『たまたま俺をその人が殺すだけさ』
なんとも邪気眼らしい遺言だった。