茉莉花・・・上野みえこの庭

春の庭には、途切れることなく花が咲きました。
「上野みえこの庭」に紹介する間も無く､次々に移り変わっていく庭の花々に癒されて、いつも感謝しています。
忙しさにとりまぎれて、花の生け替えがおろそかになることもありましたが、花入れの花がシャンとしていると､私の背筋もシャンとするようで、うれしくなります。
春の庭には、赤、黄、ピンク､白の花が多いように思いますが、そんな中で茉莉花の花は､その香りと共に存在感があります。
老木の半分がとても痛んでいたので、思い切って、切り戻したら、若い枝に花が咲きました。
茉莉花は、眺めてよしの花です。

ふるさとの便り

忙しくなると､ふるさとから声の便りが届きます。
「忙しいんだろうね」と遠慮がちに電話して来る母に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
すぐに行ってあげられないけれど、いろいろ話していると安心してくれるので､私も少しホッとする。
前回帰った時は、畑のカブをたくさん持たせてくれた。



昨年､入院もあって、枯れてしまったと嘆いていた菊が、減ったものの咲いたのを喜んでいるのを見ると嬉しくなります。



兎にも角にも､元気で何よりです。
季節は冬へ､田舎の冬は寒いので､風邪をひかないように気をつけてと､こちらも声の便りを送ります。

彼岸花の季節

彼岸花の季節になりました。
白い彼岸花が勝ち誇ったように咲く傍らに､赤い彼岸花がひっそりと咲いています。
赤組、白組。
運動会のような気分になります。
猛暑にやられてしまった庭にも､秋の花がチラホラ咲き始めました。
彼岸花は､家のあちこちを彩っています。

　　

ふるさとの便り

6月の第1日曜日、夫と孫たちが、田舎に梅ちぎりに行ってくれました。
早く来ないと熟れすぎてしまうと、母の矢のような催促にやっと応えることができました。
邪魔な枝が落とされた梅の木。
昨年よりは少ない収穫でしたが、段ボールいっぱいの梅の実で、義母は梅干しと梅サワー。私は梅ジャムを作ります。

久しぶりのにぎやかな来客がうれしかったようで、母は庭の花を一抱え持たせてくれました。
私が子どもの頃から毎年咲いていたテッポウユリにグラジオラス。
家の中が甘い百合の香りに包まれました。
たくさんの花は、母の元気のバロメーターのようでもあります。
花を見てホッとしています。
今度行くまで、元気で!

梅雨入り

梅雨に入り、雨の日が続いています。
庭の紫陽花は、どれも満開です。
雨に打たれた紫陽花は、ことのほか鮮やかで綺麗です。
家中、あちこちに飾って楽しんでいます。
一方で、この季節になると雨の災害も心配されます。
今年の夏は、猛暑に豪雨との予想もありますが、大きな災害が発生しないようにと願うばかりです。