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上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

かけがえのない地下水を守るため、政府の政府の責任ある対応を・・・日本共産党熊本県委員会で国へ要望

2024-08-06 21:18:43 | 熊本の地下水
かけがえのない地下水を守るため
   政府の責任ある対応を

8月5日、日本共産党熊本県委員会で、TSMC熊本進出による地下水への影響に対し、地下水保全・渋滞対策・雇用などで責任ある対応を行うよう、政府へのオンライン交渉を行いました。党熊本市議団も参加しました。



地下水涵養域の開発はストップ、実効性ある地下水保全対策を
地下水保全では、県と連携し国としての保全対策を講じること、地下水将来予測を実施・公表すること、地下水涵養域における開発を規制すること、汚染について厳格な指導を行うことなどを求めました。
雇用面では、工場建設に関わる従事者の安全対策を講じること、JASM従業員の処遇確保なども要望しました。
経済最優先で、地下水涵養域を開発、第3工場や半導体関連企業の誘致がどんどん進んでいます。
かけがえのない地下水を守るため、政府が責任をもち、地下水保全・雇用等、各種の問題に取り組むことが必要です。

1兆2,000億円の公的補助を受ける企業の社会的責任を
国は、JASMに対し1兆2,000億円の公費助成を行います。国の中小企業予算の10倍近い公費補助を1企業に行う、まさに国家的プロジェクトです。
助成を行う国としては、JASMが企業としての社会的責任を果たすよう、地下水保全・雇用・渋滞・その他の問題について、きちんと指導すべきです。
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熊本の「いのちの水💦」地下水を守ろう❗️・・・熊本市中心商店街で署名行動

2024-06-24 23:05:22 | 熊本の地下水
いのちの水・地下水を守ってください!
雨の日曜日となった6月23日、熊本市中央区の中心商店街下通入り口で、「地下水を守る熊本の会」の「いのちの水・地下水を枯渇・汚染」から守ってください」と熊本県知事に求める署名活動が行われました。
要望事項は2つ、
⑴地下水涵養域での無制限な企業進出、大規模開発、大量の取水に歯止めをかけるために、熊本県としての対策を講じてください。
⑵半導体工場をはじめ立地工場で使用するPFASなどの有害薬液の報告を求め、公表すること。PFASなどを外部に出さないよう、企業への指導、調査・点検の体制を強化してください。

「市民の『いのちの水』地下水を守ってほしい」の声が県へと届くように、たくさんのみなさんにご協力いただきたいと思います。
署名へのご協力、引き続きよろしくお願いいたします。


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6月議会一般質問報告・その1・・・かけがえのない地下水を守るため、熊本市の責任ある対応を!

2024-06-07 22:58:55 | 熊本の地下水
TSMCの稼働が迫る中、地下水の涵養・汚染両面からの対策は急務
かけがえのない地下水を守るため、熊本市の責任ある対応を!
TSMCの熊本進出に経済面での期待が高まる一方、この間指摘してきた地下水の枯渇や汚染などの不安は払しょくされていません。
さらに、知事がTSMC第3工場誘致に積極姿勢を見せる中、地下水保全の重要性は増しています。
東海大学名誉教授の市川勉氏は、企業による地下水汲上げはもちろん、工場設置等の開発による涵養域面積の減少が、汲み上げ量を上回る地下水損失になると指摘されています。
汚染面でも、熊本学園大教授の中地重春氏は、使用される化学物質の把握とともに、産業廃棄物の処理処分に至るまでの対応が必要と警告されています。
稼働が迫る中、地下水の涵養・汚染両面からの対策は急務です。
質問では、企業誘致による地下水量への影響や汚染対策などについて、現状を明らかにし、その対策を講じることを求めました。

TSMC第2工場の開発面積は、第1工場の1.5倍・・・さらなる地下水涵養対策が必要
一般質問では、TSMC第2工場の開発面積が、第1工場の1・5倍ということがわかりました。
情報が少ない中、これだけでもますます地下水の汲み上げや、涵養域減少に伴う涵養量の減少等の影響が格段に大きくなることが明らかです。
それに第3工場、さらに関連企業の誘致ですから、地下水対策の相当強化が必要なことがわかります。
県や誘致自治体の動きを外から眺めているのでなく、73万市民のいのちの水を守るため、県と協力し地下水涵養量と流失量の将来予測を行い、科学的な根拠をもとに地下水対策をすすめること、当事者としての責任ある取り組みを、市長に強く求めました。


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74万市民の「いのちの水」を守りましょう・・・TSMC熊本進出に伴う地下水保全対策を県へ申し入れ

2024-05-24 22:08:49 | 熊本の地下水
熊本市民の「いのちの水」地下水を守りましょう!
TSMC熊本進出の中で、しっかりとした地下水保全対策を
5月23日、熊本県庁を訪れ、「地下水を守る熊本の会」と「地下水と農業と環境を守る住民の会」で、県知事に対し、「TSMC進出に伴う地下水・農業・地価高騰対策についての要請」を行いました。
74万人の熊本市民はもちろん、流域住民100万人が地下水の恩恵を受けて生活しています。
未来の子どもたちへと、責任をもって引き継いでいかなければならない、大切な熊本の財産が「地下水」です。
いよいよTSMC第1工場の稼働が迫り、第2工場の誘致が決まり、県知事が第3工場誘致に積極的な姿勢を見せる中で、あらためて「地下水」を守ること、その重要性が高まっています。
企業による汲み上げと、白川中流域という地下水涵養域への企業の進出による開発の影響で、地下水の枯渇が懸念されます。
汚染対策についても、情報が少ないだけに心配です。
県には、そんな住民の不安に応えてほしいと思います。
今回の要請では、地下水の保全はもとより、地元を中心に起こっている深刻な渋滞や農業への影響、地価の高騰など、それぞれに意見を述べて、県と企業とが連携して、解決にあたることを要望しました。
要請した内容は以下のとおりです。
かけがえのない、地下水と安心の暮らしを守っていきましょう。

【要請項目】
⑴地下水について
1、地下水涵養域における企業による大規模な開発や地下水の汲み上げに歯止めをかけて、県としての地下水保全対策を講じること
2、白川中流域に進出する半導体工場はじめ立地企業で使用されるPFASなどの有害物質の使用状況を明らかにし、工場外へ出さないよう、企業への指導、調査と点検の体制を強化すること
⑵交通渋滞対策を具体化すること
⑶農地縮小・転用などの中止、地下水涵養事業の拡充、農業用水確保などの取り組むこと
⑷地価高騰対策として、「特別地域家賃補助制度」を創設すること


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「TSMCの熊本進出と地下水汚染」について学ぶ・・・「地下水を守る熊本の会」学習会

2024-04-24 18:42:18 | 熊本の地下水
守りたい! 100万人のいのちの水「熊本の地下水」
地下水を守る熊本の会学習会「TSMC熊本進出と地下水汚染」
4月14日、「地下水を守る熊本の会」主催で、熊本学園大学福祉学部教授・水俣学研究センターの中地重治氏を講師に、「TSMCの熊本進出と地下水汚染」と題し、講演されました。
・TSMCの熊本進出によって、地下水のくみ上げ量が増加すること
・TSMCで使用される化学物質の種類や量などの情報公開が必要なこと
・工場排水の処理が可能なのか。
・下水デイも含めて、産業廃棄物の処理・処分の取り組みが喫緊の課題である
など、基本的な事項から、具体的な内容までお話しされました。
地下水の涵養と汚染対策、TSMCの第2工場、また関連企業の進出も含めた検証と検討が必要です。

100万人のいのちの水「地下水」についての関心は高く、会場いっぱいの参加者でした。
市民の声を集め、行政や企業に届け、かけがえのない地下水を量の面でも、質の面でも将来にわたって守っていかなければならないと思います。


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