宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

「配心」を受け取る

2020年09月24日 | 音楽
京都音楽博覧会2020 オンライン「配心」を観る。
ウェブサイト
https://kyotoonpaku.net/2020/
残念なことに、配信日20日は後半40分くらいをようやく観ることができ、その後も少々忙しく、ちょこっとずつ観たりして、本日ようやく観終わったのであった。

ライブを直接配信という形ではなく、予め収録編集した「作品」だったのが、こうした状況の私には、かえってありがたく、よかった。

私はそんなにくるりのディープなファンとかではないんだけれど、なぜか聴き入ってしまう。いいなあと思う。
画面的にも、みなさんイケメンを売りにしているわけではないのに、じーっと見入ってしまう。
ゲスな話ですみませんが、テレビの芸能ゴシップの話題で「女性はイケメンよりもクリエイティブな男性を選ぶ」と言っていたのを思い出す。遺伝子を残せる可能性が高いからってことでなるほど。

会場の「拾得」の雰囲気、ライティング、カメラワークがすばらしいというのももちろんある。
ああいう色合いが出せる場所って今あまりないような気がする。

くるりもそうなんだけど、今回初めての出演「岸田繁楽団」を観ながら、自分が中学生の頃の吹奏楽部から始まって、その後も、高校、大学と音楽系の部活、サークルに対して抱いていた感情を思い出す。
楽器で他の人たちと一緒にひとつのことができるっていいなぁー

岸田繁楽団、なんだかハーメルンの笛吹き(あれは一人だけでやってるのか)みたいな感じで、やってきた人が、どこか見たことないところへ連れて行かれるような感じがあって、おもしろそうー

そうそう、こことは違うところへ行ける感じというのが、音楽の力なんだなー。

岸田繁楽団でTHE BOOMの「島唄」を歌っていたのを見て、あ、何か繋がった、という感じがあった。岸田さんが十代の頃のリリースだったでしょうか。沖縄とかブラジルとか、思えばTHE BOOMは普通にテレビの歌番組を観ている小中高校生たちに「こことは違うところ」に思いを馳せるきっかけも与えていたんだなー、と今更ながらバンドの功績について思ったり。

今更ながらといえば、今回はじめてあの音博のロゴは「京」の字をかたどっていたのか、と気づいたように思う。今までこれほどまじまじ見たことがなかったので、なんかウサギみたいなもんという認識しかなかったのだった(^^;

梅小路公園の開催ではなかったけれど、逆に私はオンラインだからこそ参加できたという感もあるし、開催の意義は十二分にあったと思う。
これからもくるり(岸田繁楽団)の活動には注目だ。

蛇足のようだけど、
録画で残してあった2017年の「ボクらの時代」で妻夫木、奥田の両氏と鼎談する岸田さんを見ながらふと
「漫画家のヤマザキマリさんに似ている」
と思う。
ネットで画像検索すると、うーん、似てない・・・が、中に1・2枚似ている写真もあるのだ。
なんだろう。表情かな。

あ、そうそう、「配心」と漢字を変えて使われていたために、かえってもともとの「配信」という言葉が意味深に思えてきた。「信」は「伝えるもの、手紙」という意味らしいけど、そこにbelieveの意味も掛かっているって不思議だなー。


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