宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ごちゃまぜ長い日記

2020年09月11日 | 日常の記録
9月10日 私は休日
気温が下がって過ごしやすくなり、個人的に「今日から秋」と認定する。
矢野顕子さんの「ちいさい秋みつけた」「夏の終り」「夏が終る」を聴く。
ブルーノートでのライブが懐かしくなり「荒野の呼び声ー東京録音ー」もちょっと聴く。
ちょっとでも音源化されててよかった。
が、ライブでまた聴きたいものですなー

8月からの読みかけ本2冊読了。
『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(金原ひとみ 集英社)
金原さんの小説は読んだことがなかったのだけど、この本については新聞の書評でみかけて、ぜひ読んでみたいと思ったのだった。
私には金原さんのような資質は全く無く、基本的にのほほんと生きているのだが、そういう読者にも届く誠実で的確な言葉に好感を持った。
小説(言葉)と音楽(ライブ)に救われているというのが、ファッションで言っているのではなく、ほんとうだと分かる。

まったく関係ないのだけど、椎名林檎さんのアルバム『三毒史』にある「TOKYO」という曲を聴いた時と同じ感触を持った。こちらも、私自身にはまったくこういう東京観は無いのだけど、荒涼とした風が身体の中を吹き抜けるような感覚が、とてもリアルなものに思われる。

もう一冊は
『旅のつばくろ』(沢木耕太郎 新潮社)
「JR東日本車内誌『トランヴェール』の好評連載が待望の単行本化!」
ということで、私は去年までの数年間、新幹線の車内で「トランヴェール」を読むのを結構楽しみにしていて、この連載にも親しみを持っていたのだった。
他の時だったら買わなかったかもしれないけど、当面JR東日本管轄内には行けそうにないし、旅行の代わりにと思って。
もっともっと若い時からたくさん旅に出ていればよかったと悔やみながらも、これからも「今が、時だ」と思えるさ、と気を取り直していた中年期の私だったのだが。
まー今のうちに本での旅をしておくかー

この2冊を書いたら、その前に読んだ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スズキナオ スタンドブックス)の書名も書いておきたい。
これも他の時だったら買わなかったかもしれないんだけど、これも新聞の書評で見て気になっていて、岸政彦氏の推薦文もあるし、と思って思い切って。
おもしろかった!好きだー。

長くなってきたが、まだ1日が終わらない。
前から録画していながら、途中で視聴が止まっていたNHKEテレ『旅するスペイン語』の最後の3回分を観る。旅人はシシド・カフカさん。旅先はアルゼンチン、前半はブエノスアイレス、後半は北部に移動。このシリーズ、いいんですよー。カフカさんは結構スペイン語が堪能なので、視聴者はその分、気楽に画面を観られるという良さがある。

そしてそして
夜8時からは東京スカパラダイスオーケストラ オンラインライブ「PARADISKAFE」を観る!
皿洗いとか大急ぎで済ませてなんとかオンタイムに間に合う。
日常生活の中で非日常に跳躍しないといけないところが、こういうストリーミングライブの難しいところですな。
内容は言うまでもなくすばらしかった!!です。
本気の攻めてるセットリスト。
(翌日PLAYLISTにてセットリスト公開というのも良い。後で運転中に聴こうっと)
GAMOさんの「いちばん盛り上がってる家はどこだ~」で、通勤帰りの電車内でiPadとかで観ている人がいるかもーと言っていて、わ、なんかうっかりイヤホン外れちゃって、周囲の人たちも気づいて、車内のみんなでにこにこ踊り出しちゃったりしたら楽しいな、などと映画的展開を夢見てしまった。
仮面ライダーセイバーの主題歌とエンディング、どっちもよかったー。
Alexandrosの人、声質とか歌の世界に合ってるー。それにしても長身小顔だなー(またこの感想(^^;)

「国境の北、オーロラの果て」について、この曲にまつわる記憶が更新されつつあるみたいなことを川上さんが以前どこかで書いていたように思うのだけれど(微妙な言い回しが記憶できず)、こうやってまた、新たな思い出がつくられていくのだろうな、などと思ったり。更新と言っても、消えてしまうわけではなくて、レイヤーのように重なっていて、その時によって最上面に来る記憶は違うというイメージ。

見逃し配信が17日までというのもありがたい!

おっと、この流れでは Muchas gracias!! と書かねばなるまい。
スペイン語圏の人はストリーミングライブは観られないのかな・・・


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