宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

遅ればせながら

2013年11月01日 | にわかロシア語
10月16日のことですが
じゃーん
ついに『標準ロシア語入門』終了!

「身についた」とはとても言えないのが悲しいが^^; とにかく自分の中で「基本はひととおりやった」という達成感を持つことができた。

練習問題に「よみもの」もあるのだが、これがなかなかおもしろいものが多い。
ロシアのアネクドート大好き^^

アネクドートじゃないけれど最終課のよみものにこんなのがあった。
以下、これからこのテキストに取り組まれる方には解読の楽しみがなくなりますので、飛ばしてくださったほうがよいかとm(__)m

よみもの30
3行の文章で要約しようがないもので、そのまま訳例を書いてしまいます。

「数年前、ニューヨークのある新聞に広告が出た:《当方、ハンサムで若い百万長者、作家Hの新作のヒロインに似た若い女性と真面目な交際を求む・・・》
 24時間でこの小説は売切れとなった。」

これうまい!と思ってしまった。誰かの作品で実際にやらないかな?
「ハンサムで若い百万長者」と言われてもイマイチぴんとこないから、それ相応の俳優とか有名人の名前にするとか・・・っていうのは過去にあったかな。
小説が売切れになるくらいのスターっていうのは、今はなかなか現れないかもだが。

いちばん最後の長文よみもの37もおもしろかった。
最後のよみものっていうのとロシア語を解読するという過程で印象が増したのかもしれないけど。

作家ゴーリキーのところに、少年が、学校の壁新聞に使う写真をとらなければいけないんですーというメモを窓から投げ込む。(たぶん正攻法の訪問では門前払いだったらしい。有名作家だしね)
で、ゴーリキーはこころよく彼を迎え入れ、少年はプロカメラマンよろしく丹念に撮影準備する。
そしてようやく準備完了と思ったら、この少年が、いきなりしくしくと泣き出したのだ。
え、なにどうしたの、と思ったら、なんと彼はフィルムを家に忘れてきたという。
ゴーリキーが、うちにあるフィルム使いなよーって言ってるのに、この少年は泣きながらゴーリキーの家をとびだし、電車に乗って去っていってしまったのだった。
その夕方、新聞社のカメラマンがゴーリキーのところに(取材に)来たのだが、ゴーリキーは断ってしまう。そして取次ぎの秘書には「だが、男の子がきたら、かならず私のところへ通してくれたまえ。」と言うのだった。

えー新聞社のカメラマンもとんだとばっちり、と気の毒になってしまった^^;
大体さーいきなり家を飛び出すとか失礼だろう少年、と思ってしまうのは、世知辛い社会で感受性が磨耗しているからで(?)、これこそが少年というもので、ゴーリキーもそこが気に入ったのよね。

ロシア語関連では、ラジオがまだ前期分を消化していない^^; 
テレビでは、最終回における、小林麻耶さんの卒業テストにすごーく感心した。
たとえ事前打ち合わせがあったとしても、実際に会話すると、緊張して口から出てこなかったりとかあると思うので。
先生たちも、そんなささいなことにダメ出しせんでも・・・と思ってしまった^^;

そんなこんなで、超ノロノロ運転ながらロシア語は今後も(少なくともソチオリンピックまでは)継続予定^^

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