宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

幸せな記憶を反芻2

2020年12月17日 | 音楽
忘れないうちに2020年暮れの記憶を。

12月12日は坂本龍一さんのオンラインピアノコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」を視聴。

こちらの配信サービスではスマホ、パソコンをテレビモニターには繋げないらしく、パソコンの画面で観た。
ハード面を整えないと高音質は得られないのかな?そもそも音質の良し悪しが私に分かるのか?
分からないけど、予想を超えてすばらしかった。
そもそも音響設備もなにもない自宅だしうっかり眠っちゃったらどうしようとまで思っていたのだが。
音も刻々移り変わる映像効果もほんとに素敵だった。画面越しだけど親密、な感じがした。
坂本さんのピアノの音、やっぱり好きだー。
かつて坂本さんの曲を他のピアニストが演奏するのを聴いたこともあったけど、やっぱり違うのだ。
「Perspective」が個人的に特に印象深く。
ルーティンについて考えていたからか?( Every day, I open the window...)
「energy flow」ってもう20年前の曲なんだなー・・・
アーカイブ配信がないのが至極残念。
また聴きたい。また観たい。

今、NHKEテレ『100分de名著』で『ディスタンクシオン』(ブルデュー)というのをやっていて、先日「趣味という闘争」の回を観たのだけど、「坂本龍一」は、どうもこの象徴闘争に用いられやすいワードなような気がして、それがいろいろ書きにくく感じる理由なのだろうなー。
「この音を好きと思う自分、親密に感じる自分は、圧倒的に優位に立っちゃっているのよねーごめんなさいねーほほほほほー」と誰にともなくマウントをとる自分が一瞬いたことは否定できない。
関係ないのにね。「社会」とは嫌なものだ。

画面最後の「May the silence be with you 」のメッセージを心に留めよう。


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