東京多摩借地借家人組合

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地主の相続発生で代理の不動産業者から底地の買取りを打診

2017年11月13日 | 借地借家の法律知識
 北千住駅はJR常磐線、東武スカイツリー線、地下鉄日比谷線と千代田線つくばエクスプレス線の5路線が利用できるターミナル駅として昨今は若者の人気がある街になっている。大学誘致の結果、放送大学も入れると千住地区には5大学もある。

 そんな千住地区で宅地15坪を賃借する三宅さん(仮名)は今年に入り地主が亡くなると代理人の不動産業者から底地の買取りを打診された。急なことで、どこに相談したらよいかわからず、ネットで組合の存在を知り電話を入れ、事務所をたずねた。組合では誰が土地を相続するかわからない時点で不動産業者と交渉することはなく、遺産分割協議が調うまではこちらから動く必要はない。買取りを検討する場合には相手の提示金額を考慮するのではなく、三宅さんの経済状況を踏まえて家族と話し合い、生活に無理のない金額を提示し、協議が調わない場合は直ちに交渉を打ち切るように助言した。組合に入会し頑張りたいと語った。

(東京借地借家人新聞11月号より)


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