東京多摩借地借家人組合

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契約期間満了で更新しない契約を拒否

2019年05月09日 | 契約更新と更新料
 京王井の頭線の三鷹台駅の近くのアパートに住む渡辺さん(仮名)は、昨年以来家主から明渡しの件でおかしな通知があり、今回は3月に更新契約書が郵送されてきた。

 よく読むと、「契約期間満了を以って本契約は終了し、更新は無いものとする」と書いてあり、2年後の2021年4月末で契約は終了する契約書となっている。その上更新料として家賃の1ヶ月分と保証人の印鑑証明まで求めている。渡辺さんは、組合と相談し「賃借人に一方的で不利益な契約書には署名・捺印できない」と契約書の作成を拒否し、法定更新を主張した。また、建物明渡しの件は組合に相談中で、今後の協議は組合を通じて行う旨を連絡した。
(東京借地借家人新聞より)

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