

透明「流奈
ストップ
」


流奈「
」

神様「
」

透明「神様、お呼びだてしておきながら、
本当に申し訳無いのですが、少々お待ち
願えますでしょうか
」
願えますでしょうか


神様「んっ
・・・まあよいが、早くせいよ
」


透明「はい
」

私は、流奈の手を引っ張り、少し神様から遠のく







流奈「な、何よ
」


透明「ひとつ、確認させてくれ
」

流奈「
」

透明「お前の能力は知っているが、もし降霊した者が、
願いを叶えてもらった場合、その後は・・・。」
流奈「えっ
普通に帰ってもらうだけよ
」



透明「そうじゃない
」

流奈「
」

透明「ルールとしての縛りは、願いを叶えてもらった後も
有効なのか
」
有効なのか

流奈「えっ
どういうこと
」


透明「つまり、願いを叶えてもらった後も、お前を傷つける
ことやお前に干渉することはできないのか
」
ことやお前に干渉することはできないのか

流奈「えっ
ま、まあ、傷つけることはできないと思うけど、

干渉するくらいなら・・・できるかなぁ~
」


透明「

くっ
私はなんて、馬鹿なんだ
」


流奈「はぁ~
どうしたの
」


透明「もう一つ聞くが、帰ってもらうのは、強制か

それとも、降りてきた者の自由か
」

流奈「それって、どういう
」


透明「いいから、答えて
」

流奈「う~ん・・・強制することもできるけど、
私は、問題がなければ自由にしてるよ
」

透明「よし
強制はできるんだな


強制的に帰す為に必要な時間は
」

流奈「えっ
そんなこと考えたことなかったけど・・・。

大体、30秒くらいかなぁ~
」


透明「

はぁ~
・・・ダメだ・・・
」



流奈「ねぇ
さっきから、何なのよ~
」


透明「・・・・あの神様は、ヤバイ
」


流奈「えっ
」

透明「見た目こそ、小さい子供のようだが、
さっき、最後に言った言葉がまずいんだよ
」


流奈「えっ
どういうこと


さっき、確かに耳慣れない言葉を言っていたけど
」

透明「あの言葉は、神霊語・・・要するに古い神の言葉

そして、さっき言った言葉は・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
神様「まあ良い・・・しかし、その能力・・・
・・・うまそうだな・・・。 」
・・・うまそうだな・・・。 」
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
流奈「
」

透明「・・・あの神様は、見た目と違って、かなり古くから
存在する神様なのかもしれない・・・。
存在する神様なのかもしれない・・・。
正直、この穢れを見て、私もお前も降りてくる神が
穢れている・・・つまり、穢れ落ちした神と踏んでいたが、
この名も無き神は、それ以上に危険かもしれない
」

流奈「も、もしかして・・・
」


透明「ああ
私の予想が確かなら、ここの神様は、

喰神(じきしん)だ
」

流奈「
」

喰神「ニヤッ
」

次回、喰神様についてです ・・・。
続く ・・・。







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