

透明「ふぁ~っ
」

流奈「透明
おはよう
」


透明「ああ
流奈も起きてたのか
」


流奈「まったく
あんたは、野生児か


木の上で寝るなんて
」

透明「えっ
ああ、私としては、ここの方が

気力も木からもらえるから、都合が良いんだよ

よっと
」

木から飛び降りる透明先生・・・

透明「ところで、流奈

今日の打ち合わせするぞ
」

流奈「打ち合わせ
」

透明「まあ、悪巧みって言った方が良いかな
」

流奈「
」

しばらくして・・・

流奈「ええ~~~~っ



そんなこと、本当にできるの

それに・・・。」
透明「まあ、もしダメならダメな時だよ

とにかく、何もしないという選択が一番
非効率だからね
非効率だからね

とにかく、頭を使って動く

これが私のモットーだから、信じてやって
みようよ
」

流奈「・・・・はぁ~
わかった
」


それから私達は、朝食を済ませ、廃社へと向かう





「ギギギッ
」

喰神「よう
人間
遅かったなぁ~
」


遅かったなぁ~

透明「
」

流奈「
」

嘘だろう



流奈が降霊をする前に、既に降りてきているなんて



それも、化現せずに・・・。
喰神「おっ
驚いているなぁ~
儂が、化現せずに降りてきているとは
思わなんだか
まあ、その娘のおかげで、化現せずに降りる
感覚は掴んだからのぉ~
」


儂が、化現せずに降りてきているとは
思わなんだか

まあ、その娘のおかげで、化現せずに降りる
感覚は掴んだからのぉ~

甘かった~



やはり、喰神といえど神

人間である私達の浅知恵を簡単に超えてくる・・・

私の当初の計画では、流奈に神降ろしをおこなってもらい、
願いを伝える際に、私と二人で頭を下げて結界の浄化を
懇願する予定であった・・・。
願いを伝える際に、私と二人で頭を下げて結界の浄化を
懇願する予定であった・・・。
その際、だまし討になってしまうが、揚羽の声色を
流奈の声に近づけて、私と揚羽が願いを伝え、
流奈の声に近づけて、私と揚羽が願いを伝え、
浄化が終わった状態でも、流奈に触れることができなければ、
流奈の能力が完全にわかっていない喰神は、諦めるのではないか

と考えていた

その上、もし喰神が実力行使をしてきたとしても、
流奈の能力範囲は有効な為、最悪の場合は、喰神に結界の守護を
外れてもらうという、かなり強引な方法まで考えていたのだ
外れてもらうという、かなり強引な方法まで考えていたのだ

しかし、喰神自らが降りてきてしまっている今の現状は、
どの策も、これに該当しない・・・。
下手をすれば、何も願いを聞き入れてもらえず、
最悪、私達二人共、能力を喰われる可能性すらある・・・。
冷や汗が背筋を伝ってゆく・・・

喰神「・・・お前たち ・・・。」
透明「はい
」

流奈「は、はい
」

喰神「昨日、儂を呼び出したのは、何用じゃったのだ
お前たちほどの者が、願うということに、
ちと、興味がある・・・ 。」

お前たちほどの者が、願うということに、
ちと、興味がある・・・ 。」
流奈が、こちらをチラリと見る・・・。
透明「私がお伝えいたしたいと思います・・・

私共は、御山の聖域を浄化すべく参りました

その際、穢れ多大にて、御神様のお力を
お借りいたしたく、お呼びたてさせていただいた
所存にございます・・・。」
お借りいたしたく、お呼びたてさせていただいた
所存にございます・・・。」
喰神「ほう
この穢れを何とかせいと言うことか
」


透明「はい
図々しき願いなれど・・・。」

喰神「・・・・今更か
」

透明「うっ・・・。」
それは、そうだよなぁ~

しばらく神聖な社殿をほおっておいて、
今更、どの面下げてお願いしてるんだ

と言いたくなるのは当たり前だ・・・。
喰神「まあ、良いであろう
その願い、聞き入れてしんぜよう
」

その願い、聞き入れてしんぜよう

透明「えっ
」

流奈「
」

喰神「ただし
その前に
」


うっ
き、きた~ 


続く ・・・。







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