

千世の大神は、喜び勇んでいる

透明「千世の大神様、早速ではございますが

お願いがございます
」

千世「わかっておる
この社殿の穢れを一層してやろう

この社殿の穢れを一層してやろう

ふ~っ
す~~~~~~っ
」


そう言うと、大神が一息に穢れを吸い込んでゆく

なんて光景だ

流石に神の所行・・・一瞬にして穢れが消えてゆく

千世「ぷはぁ~
いや~喰ろた
喰ろた~
」



流奈「千世の大神様
ありがとうございます
」


千世「なんのなんの
お安い御用じゃ
」


見事に社殿から社殿の周囲にある穢れは
無くなっている

これで、今回のお役目も

「ブワ~~~ッ
」

突然
結界の根本から何かが吹き出す


透明「け、穢れが
」


流奈「
」

とてつもない量の穢れが辺りを包み込んでゆく・・・。
透明「くっ
やはり、結界が壊れているのか
」



流奈「千世の大神様
どうか、結界の修復を
」



千世「う~~~~ん
・・・それはできん
」


透明「えっ
」


流奈「な、何故ですか
」

千世「すまんが、この結界を創ったのは儂では無いのでな
」

透明「えっ
ええ~~~っ 
」



流奈「そ、それでは、一体・・・。」
千世「ほれ
そこに封じられとるもんが、創ったのじゃよ
」


透明「
」

流奈「
」

結界の中に・・・影 

ま、まさか



透明「大神様
も、もしかして、大神様は


この封じられたものを監視するために
」

千世「そうじゃ
まあ、最初は此奴が社殿の主神として
奉られていたのだがな・・・ 。」

まあ、最初は此奴が社殿の主神として
奉られていたのだがな・・・ 。」
流奈「
」

透明「・・・穢れ落ち・・・。」
千世「うむ
穢れ落ちの荒神(こうじん)の一人じゃ
正直、此奴を何とかせにゃならんのだが、
此奴とは古くからの付き合いでなぁ~
喰らうには忍びないでな・・・ 。」


正直、此奴を何とかせにゃならんのだが、
此奴とは古くからの付き合いでなぁ~

喰らうには忍びないでな・・・ 。」
流奈「そうだったのですね・・・
」

透明「しかし、この状況・・・一体どうすれば
」

千世「話してみるか
」

透明「えっ
」

千世「おぬしなら、刃引きできるかもしれんぞ
」

透明「・・・・・わかりました

お願いしてもよろしいですか
」

流奈「と、透明
」


千世「よし、良い覚悟じゃ
」

そう言うと、千世の大神は結界の中へ・・・。
次回、穢れ落ちと刃引きについてです 

続く ・・・。







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