観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

東京探放(其の参:東京都庁)

2010-02-01 22:59:21 | 日記
新宿駅から見慣れた(昔、西新宿でバイトしてました)長い地下通路を通って東京都庁へ。免許の更新とか今でも時々訪れます。しかし今日の目的は、こういうブログを書いている者として、見ることそのものです。

東京観光情報センター:ゴッソリ、パンフを頂いてきました。流石に見所が多すぎなのか、目ぼしいものを一部づつ貰うだけで、結構時間が掛かりました。最後、電話帳より分厚くなってましたから。というわけで、パンフも参考にしながら、時折、面白そうなところに行ってみようと思っています。

都政情報センター:とりあえず、どんな本があるか見てみた。なんか資料・データが多いですね。

展望室:定番の観光スポット。昔、来たことがあります。改めて景色を見ましたが、とにかくだだっ広い。だだっ広いよ、東京。高いビルは(新宿副都心はともかく)少なくとも、何処までも都市が広がります。先が見えない。ふと、目を引いたのはコクーンタワー(見た目が見た目だけにコーンタワーかと思いましたよ)。帰りに寄ってみたのですが、モード学園のビルだったので、外側から見るだけに。しかし、よくもまぁ、あんなものが立つものだと思う。

モード学園コクーンタワー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E5%AD%A6%E5%9C%92%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC

職員食堂:昼ごはんをここで。値段は手ごろで、メニューも味も悪くない。しかしその食堂は第二庁舎4Fにあるのですが、第一庁舎との行ったり来たりは、とても不便。どうしてこんな格好をつけた構造にしたのか(無駄に広いです)(都民が使う3Fあたりまではエスカレーターがあってもいいのにそれもない)(何故か閉鎖されている1F玄関)(エスカレーターは掃除してるし、もう階段でいいよという感じ)(仕方なくウロウロするハメに)(利便性を無視した庁舎の構造に辟易しました)。

東京都議会議事堂:議会が開催されていない状況だったので、ほぼ無人。それなりに立派な気はしますが、議会にこれまでそれほど関心があったわけではないので、よく分からないというのが正直なところ。

日本は今のままでいい

2010-02-01 01:49:28 | 政策関連メモ
世界金融危機のダメージから中々回復しない日本ですが、あまり気にすることはないようです。というのも、批判されて久しい日本の外需頼みとやらですが、誰も他に現実的なビジョンを示した人がいないからです。

確かに日本は高付加価値の輸出企業を強みとする経済で、それゆえ、経済危機の際にはダメージが深くなります(お金を節約する時、何処から切るでしょう)。だからといって、低付加価値の産業を守ったところで、人件費の安い新興国には敵うはずもありません。だから、高付加価値産業で勝負するしかないし、それで経済も雇用も守られてきたということです。世界金融危機で落ち込みが激しいとされる日本ですが、小泉時代の景気回復は皆が認める輸出主導だったことを思い出してください。世界金融危機で高付加価値の輸出がダメになって、日本はダウンしたのです。つまり全ては、日本経済の特徴の結果に他なりません。これからも世界経済が回復次第、日本は復活します。なるべく、これまで通りの良い形(企業家の工夫)で回復すれば言うことはありません。

アメリカ・・・所得収支が抜群に強い。つまり、金融(悪く言うとハゲタカ経済)が強く、海外投資で得るリターンの高さが強み。日本は参考に出来る部分は参考にするべきだが、ノウハウ・国民性の部分もあるだろうし、何より英語が一種の世界共通語である強み(情報収集の容易さ)は決してマネ出来るものではない。日本は距離的・文化的に比較優位なアジアでなら、金融が有望かもしれないが、恨まれるリスク・アジアと連結しすぎて一蓮托生になるリスクは肝に銘じておくべき。イギリスもアメリカと金融については似た体質。アメリカのITはじめ先端技術も中々マネは出来ない(英語の優位)。

ヨーロッパ・・・サブプライム買いすぎ。バランスシートは深く傷ついている。アメリカ頼みであったことは明らか(日本はサブプライムは買ってなかったが、高付加価値の輸出がメーン)。

中国・アジア・・・最近の力強い回復は立派。でも、それは低付加価値の輸出が主導と見ていい。先進国は原理的にマネが出来ない。

今後のトレンド・・・新興国が強く世界経済自体は伸びるので、資源問題に注意。

内需・・・国が動くのは財政上危険(日銀の物価安定策は良い)。民主党の監視が必要。魔法の杖はない。日本は個人の金融資産の活用は考えるべきだが、基本的には企業家(起業家も)主導が望まれる。国がやるのはフォロー。※財政危機批判に関して言えば、個人の金融資産が多いので、今はファイナンス出来ている。今後は高齢層の取り崩しも考えられるため、要注意。

こうして見ると、麻生さんの判断を再評価してもいいのではないかと思います。アジア重視も強調してた(システムの売り込みも含め)し、景気の底抜けも防ぎました。民主党に経営者感覚を言ってたのも当たってました。いろいろ批判はあるかもしれないが、そう間違っていたとは思えません。選挙云々は仕方ないところもあるんですよね。責任もキチンと取りましたし。やはり私は自民党(政権)の擁護・再評価をやりたいし(多分叩かれすぎたでしょう)、反省を活かしてボチボチ頑張ろうと思います。

バブル崩壊の経緯とか、崩壊後の対策についても、何時かは考察してみようとは思っています。

変えるべきは変える事が大切ですが、日本は今のままでいいというか、やはり変な方向にわっと行かないといいなと思っています。