私はトヨタの主張はもっともだと思いますが、どうも状況は悪くなっているようなので・・・。
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(1)豊田社長「訪米の意図、一部に誤解」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171818034-n1.htm
>--電子スロットルが米国で問題になっているが、これだけ騒がれる原因は何か
>佐々木副社長「電子スロットルの懸念に対しては、トヨタは技術的にいうと2系統のコンピューターで互いに監視しあって、片方が指令をだすと、そうじゃないという方が勝つような仕組みにしている。この場合は減速がパー、加速がグーだ。必ず減速が勝つシステム作っている。誤作動を起こす確率は極めて低い。誤作動が起きても減速が勝つ」
>「皆さんの疑問に答え切れていないのは、実はすべてのお客さまの急加速の事例に対して調べ切れていないからだ。調査する力がまだ弱かった。このケースはこうでしたと、証明できれば、疑問ははれてくるものだ。率直に反省をして、イベントデータレコーダーの活用を加速して、懸念をはらしたい」
トヨタの主張には技術の裏づけがあり、誤解を招くには招くだけの相応の理由があったので、反省して説明したいということだと思います。短く言えば。以下、一々引用しませんが、トヨタ側の主張は概ね的確だと思います。
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(2)豊田章男社長「決して隠したり、逃げたりしない」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171847038-n1.htm
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(3)豊田社長「信頼獲得のためコストは重要視していない」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171907041-n1.htm
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(4)豊田章男社長「HVはこれからも商品戦略の中心になる」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171907042-n1.htm
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(5)完 豊田社長「米議会の公聴会出席は先方から指名が来た段階で考える」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171921044-n1.htm
公聴会に関してアメリカの怒りがあるようですが、トヨタ側には調査が終わっていないのに説明をすることに関して疑問があるようです。これは初期のインタビューを見てもそんな感じでした。完璧主義的なのでしょうが・・・。であるがゆえに、技術力を高めることが出来た(今そこに疑問がもたれているのですが)のではないかと思います。現地のものならOKは事情に通じているがゆえの譲歩だと思いますが、それがアメリカ軽視に映っているということなのでしょうか。
説明しないとは言っていないので、調査が終わるまで待ってほしいというのがトヨタの本音と推測しますが、アメリカでは事実として既に問題となっており、待てないと言ってくる可能性があります。どうやって理解してもらうか(既に異例の対応をしています)が難しい問題です。
個人の自由な身で言いにくいことをあえて言えば、フォードとかアメリカ車産業はチャンスとも言えるので、その筋からの動きはあるのではないかと思います。しかし、そこを訴えても逆効果になるばかりな気はします。
トヨタの選択肢は限られています。
①可及的速やかに全ての原因を調査し、しかるべきもの・ところを処分する・対処する。多分今トヨタのやろうとしていることだと思います(私はいいと思います)。
②もう全部「はい、仰る通り」。如何にも日本的なやり方です。自身の主張はする社会のアメリカでは逆に通用しない気がします。
アメリカ政府はちょっと落ち着くことは出来ないんですかね?トヨタの言動(重ねて言いますが異例のリコールをしています・信頼第一で過剰な対応をしているということです)におかしいところは特にないでしょう?これがアメリカ企業の問題でも、ここまで厳しい対応(に見える)になるのか疑問に思っています。
もしかしたら、腕利きのアメリカ人弁護士を雇うのが一番早い・安いという気もしましますが・・・。
MSN産経ニュース(トヨタ社長、公聴会欠席に批判噴出 説明不足で不信増幅も)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100218/biz1002181905025-n1.htm
>豊田社長は、議会に会社は変わると誓約することができない地位が低い者を送ろうとしている」
>アイサ下院議員は17日、FOXテレビ(※保守系)に対して、こう批判。
変わると誓約も何も、まだ調査できていないから今行っても誓約できないということだと思いますから、トヨタは十分誠実だと思います。
>藤崎一郎駐米大使は17日、ワシントンで行った記者会見で、トヨタのリコール問題について、「一企業の問題ではあるが、これまで積み上げてきた日本製品のイメージにかかわるようなことがあってはならない」と述べた。
これだけを見ると、イメージを逆に落としかねない発言と思います。専門でもない(でしょう)のに高所から、「ならない」とか言ってどういう意味があるのでしょう?そうならないよう黙ってアシストしていますかね?的確な弁護をしていますかね?
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(1)豊田社長「訪米の意図、一部に誤解」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171818034-n1.htm
>--電子スロットルが米国で問題になっているが、これだけ騒がれる原因は何か
>佐々木副社長「電子スロットルの懸念に対しては、トヨタは技術的にいうと2系統のコンピューターで互いに監視しあって、片方が指令をだすと、そうじゃないという方が勝つような仕組みにしている。この場合は減速がパー、加速がグーだ。必ず減速が勝つシステム作っている。誤作動を起こす確率は極めて低い。誤作動が起きても減速が勝つ」
>「皆さんの疑問に答え切れていないのは、実はすべてのお客さまの急加速の事例に対して調べ切れていないからだ。調査する力がまだ弱かった。このケースはこうでしたと、証明できれば、疑問ははれてくるものだ。率直に反省をして、イベントデータレコーダーの活用を加速して、懸念をはらしたい」
トヨタの主張には技術の裏づけがあり、誤解を招くには招くだけの相応の理由があったので、反省して説明したいということだと思います。短く言えば。以下、一々引用しませんが、トヨタ側の主張は概ね的確だと思います。
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(2)豊田章男社長「決して隠したり、逃げたりしない」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171847038-n1.htm
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(3)豊田社長「信頼獲得のためコストは重要視していない」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171907041-n1.htm
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(4)豊田章男社長「HVはこれからも商品戦略の中心になる」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171907042-n1.htm
MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(5)完 豊田社長「米議会の公聴会出席は先方から指名が来た段階で考える」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171921044-n1.htm
公聴会に関してアメリカの怒りがあるようですが、トヨタ側には調査が終わっていないのに説明をすることに関して疑問があるようです。これは初期のインタビューを見てもそんな感じでした。完璧主義的なのでしょうが・・・。であるがゆえに、技術力を高めることが出来た(今そこに疑問がもたれているのですが)のではないかと思います。現地のものならOKは事情に通じているがゆえの譲歩だと思いますが、それがアメリカ軽視に映っているということなのでしょうか。
説明しないとは言っていないので、調査が終わるまで待ってほしいというのがトヨタの本音と推測しますが、アメリカでは事実として既に問題となっており、待てないと言ってくる可能性があります。どうやって理解してもらうか(既に異例の対応をしています)が難しい問題です。
個人の自由な身で言いにくいことをあえて言えば、フォードとかアメリカ車産業はチャンスとも言えるので、その筋からの動きはあるのではないかと思います。しかし、そこを訴えても逆効果になるばかりな気はします。
トヨタの選択肢は限られています。
①可及的速やかに全ての原因を調査し、しかるべきもの・ところを処分する・対処する。多分今トヨタのやろうとしていることだと思います(私はいいと思います)。
②もう全部「はい、仰る通り」。如何にも日本的なやり方です。自身の主張はする社会のアメリカでは逆に通用しない気がします。
アメリカ政府はちょっと落ち着くことは出来ないんですかね?トヨタの言動(重ねて言いますが異例のリコールをしています・信頼第一で過剰な対応をしているということです)におかしいところは特にないでしょう?これがアメリカ企業の問題でも、ここまで厳しい対応(に見える)になるのか疑問に思っています。
もしかしたら、腕利きのアメリカ人弁護士を雇うのが一番早い・安いという気もしましますが・・・。
MSN産経ニュース(トヨタ社長、公聴会欠席に批判噴出 説明不足で不信増幅も)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100218/biz1002181905025-n1.htm
>豊田社長は、議会に会社は変わると誓約することができない地位が低い者を送ろうとしている」
>アイサ下院議員は17日、FOXテレビ(※保守系)に対して、こう批判。
変わると誓約も何も、まだ調査できていないから今行っても誓約できないということだと思いますから、トヨタは十分誠実だと思います。
>藤崎一郎駐米大使は17日、ワシントンで行った記者会見で、トヨタのリコール問題について、「一企業の問題ではあるが、これまで積み上げてきた日本製品のイメージにかかわるようなことがあってはならない」と述べた。
これだけを見ると、イメージを逆に落としかねない発言と思います。専門でもない(でしょう)のに高所から、「ならない」とか言ってどういう意味があるのでしょう?そうならないよう黙ってアシストしていますかね?的確な弁護をしていますかね?