観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

問題を逸らそうとしても引っかかりません

2010-02-26 23:34:30 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(平田・民主参院国対委員長、「民主主義は数」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100226/stt1002261820005-n1.htm

>民主党の平田健二参院国会対策委員長は26日の記者会見で、自民党が衆院でとった審議拒否戦術について「意味のない抵抗をしている。民主主義は数だから、最終的には多数決による運営をせざるを得ない。もっと真摯(しんし)に審議に応じてくれば、それなりの時間をとってきちっと審議をする」と批判した。

政権交代前、「意味のない抵抗」を連発していたのは、何処の党でしたっけ?

それはともかく、最終的に多数決による運営は当たり前ですが、党議拘束の問題もありますし、衆参ねじれた場合の問題もあります(支持率ガタ落ちのようですが、後で後悔しなければよいですね)。きちっと審議をするのは当たり前の話で、こちらの要求(国会の場での説明など)をほとんど無視しておいて、もっと真摯にと言われても、冗談を言っているのだろうかと思ってしまいます。秘書を隠したり、一方的な説明を垂れ流したりするのではなく、国会の場で真摯に質問に答えていただくことを改めて求めていこうと思います。

加えて言うなら、「意味の無い」パフォーマンスも民主党のオハコでした。私は程度問題ですが、ある程度のパフォーマンスは許容する方です。特に野党はなんとか注目されなければなりません。

国土交通省はお手盛り判断にならぬよう

2010-02-26 02:53:31 | 注目情報
MSN産経ニュース(国交省審議会の“自民寄り”委員を更迭 後任には「親民主」がズラリ)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100226/stt1002260130000-n1.htm

>国土交通相の諮問機関「社会資本整備審議会」の28人の委員のうち、「自民党寄り」と言われる有識者12人が一斉に辞任することが25日、分かった。国交省政務三役による事実上の更迭で、後任には行政刷新会議にかかわった学者など「民主党寄り」とみられる有識者ら10人を充てる。審議会の半数近いメンバーが一挙に入れ替わるのは異例だ。

政権交代に伴い、審議会の委員が変わるのは別に構わないと私は思いますが、偏りすぎて、お手盛りにならないかの心配はありますね。今後が注目されます。

私に言わせれば、八ツ場ダムで(見直しではなく)中止ありきという時点で、審議会のメンバーの問題ではないのですが。

もうひとつ国交省の判断に関して付け加えれば、民主党が如何にも好きそうな日本初の事例となる荒瀬ダムの撤去事業ですが、蒲島郁夫熊本県知事によると(熊本県HP平成22年2月3日 知事定例記者会見)、予想外の支援なしとなったそうです(※政権交代前菅氏・福島みずほの視察・前向きな言及などあったらしい)。蒲島知事が実質自民党の支援を受けて選挙に当選したことが関係あるのだろうかと思ってしまいました。

オランダとアフガンと個人的な願望

2010-02-26 00:54:05 | 日記
MSN産経ニュース(オランダ、政権崩壊でアフガンから撤収 欧州に波紋、出口戦略に暗雲)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100223/asi1002232017004-n1.htm

>オランダのバルケネンデ首相率いる中道左派連立政権がアフガニスタン派兵延長をめぐって崩壊し、8月に撤退を開始する見通しとなった。同首相は5月にも予定される総選挙で右翼政党との連立も視野に、なお派兵延長の道を模索するとみられる。

>オランダでは昨年10月、連立を組む労働党などから出された「アフガンに派兵している約2000人を年末までに完全撤退する」との動議が採択されたが、同首相は北大西洋条約機構(NATO)から負担軽減を条件に来年8月までの派兵延長を求められていた。

>同首相は地元テレビで、「派兵延長を求めたブッシュ前米大統領にはイエスと答え、わが国を支援するオバマ米大統領にノーと言うのか」と訴えた。

アフガニスタンの問題は極めて重要な問題で、私もニュースは見ているのですが(あまり書くことがない)、連立政権絡みということで、取り上げてみました。

アフガニスタンに日本は派兵していませんし、その辺をどうこう言っているわけではないのですが、政策本位で連立をやっている感じ(?)が羨ましく映りました(民主党+社民+国民新の政権をこれまで見てきた感じでは、政策本位でない感じが日本のためには良くないなという気がしてきています)(かといって偏って数の力で押し切られると、それはそれで問題なのですが)。私は政党がキッチリ政策を打ち出して、国会でちゃんと議論し、世論に配慮し、政策本位の政治になると良いなと近頃特に思っています。

それはともかく、9.11アメリカ同時多発テロ事件に決着がつけばいいなと思っています。これだけでは何なので・・・

MSN産経ニュース(タリバンとの和解策 アフガン国内に疑問の声)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100130/asi1001302041004-n1.htm

>「金銭による懐柔策は成功しない。仕事がない人たちがタリバンに偽装し、金を受け取りにくるだけだ」

>「偽タリバン兵は金を受け取った後、役人にリベートを渡す構図になっている」

>それでもアフガン政府は昨年末、約8千人のタリバン兵が武器を放棄したとして成果を強調した。

日本もお金を出しているので無関係ではないのですが、無意味ではないにしろ、いろいろ難しいところもあるようです(補給支援を止める理由はあったのだろうか? ※日本の現政権は国際的に正当性があるとされているアフガン戦争ですら、反対を言ってた人達が多い)。

改めてケジメがつきそうにもない

2010-02-26 00:03:58 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(【鳩山ぶら下がり】子供連れ去り解決のハーグ条約「早く道筋を…」(25日夜))
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100225/plc1002252044017-n1.htm

【自民の審議復帰】

>大事なことは、自民党さんが審議に復帰をしてくれたということであります。このことによって、審議が進むと。すべての政党が参加して、一刻も早く、これはもう正常に戻ったんですから、予算を審議を進めて、予算をまずは、衆議院を通過させるということが大事なことだと。国民の皆さんのある意味での、お暮らしがかかっている予算ですから、そこに正常に戻ったということは、私は良かったなと。そのように思っています。

正常化しますかね?これまで政治と金で攻めて、目先を変えて審議拒否だったわけです。復帰したら、またやるだけで、自民党の審議拒否はケジメをつけるチャンスだったのかもしれませんよ。鳩山政権が国民の疑問に国会の場で答えない限り、同じことだと思います。これだけ疑惑があって居座り続けている政治家は前代未聞だと自覚してください。

>--与党としてゼロ回答といえる状態であることについてはどうか

>「野党が野党としてこの戦術がすなわち、何も取れなかったということでありますけれども、そのことに関して申し上げるつもりはありません」

そりゃスキャンダルは隠さないといけないですからね。証人喚問は他の野党も要求していることであり、何故拒否しなければならないのか、公明正大にオープンにすればいいだけではないのかという疑問が消えることはありません。

また、民主党の野党時代には審議拒否でわんわん言いいながら、与党になれば知らん顔という、なかなかの見識を見せてもらったなあという感じです。

【ハーグ条約】

>ま、この通常国会では無理だとは思っておりますが、これはやはり、世界において、日本は特殊な国だという風に思われつつありますから、そうではないということを示していくためにも、ハーグ条約に対して、できるだけ早く、結論をだすということが、重要だと。そのような指示を致しました

このブログでも以前取り上げましたが、共同親権の問題があるでしょうから、いずれ国会にその話題が出てくるものと思います。国民ひとりひとりの考え方にも関わってくる問題なので、世界がどうした、特殊云々とかそういう問題では全くなく、国会の議論になることが大切だということです。通常国会で出てこなさそうなのは残念ですが、去年の臓器移植法案のように議論されると良いなと思っています。

【天皇の政治利用】

>天皇陛下を政治利用するようなことがあってはならないことは言うまでもありません

山岡とかいう国対委員長が外国人参政権法案を「錦の御旗として今国会で実現」などと言っていた(MSN産経ニュース2010.1.12)ので、白々しく聞こえます。錦の御旗は朝廷の軍を示すもので、これは特例会見を意識したものだからです。結局、民主党はケジメもつけずに、口先だけで言っているので、こうなります。