観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

イランからの譲歩の動きか

2010-02-23 15:29:22 | 注目情報
asahi.com 国際 2月23日10時53分 テヘランの研究炉を日本メディアに公開 イラン
http://www.asahi.com/international/update/0223/TKY201002230134.html?ref=rss

>イラン原子力庁は22日、「テヘラン研究炉(TRR)」を朝日新聞などの日本メディアに公開した。この研究炉は、医療用の放射性物質を生産、イラン側は自前で燃料を製造するとして、ウランの濃縮度を20%に上げる作業を始めたため、核兵器への転用を疑う国際社会の反発を受けている。

>運転責任者のモルテザ・ガリブ氏によると、研究炉は1967年に稼働、医療用の放射性物質を生産している。出力は最高5千キロワット。国際原子力機関(IAEA)の査察官を年4回受け入れている。

こうした動きは歓迎できます。イランの原子力の平和的利用は認められるべきで、国際社会の疑念を払拭することが重要です。話は途中で流れてしまいましたが、アフマディネジャド大統領は2月2日IAEAに妥協する姿勢を見せました。今度こそなんとか互いに納得できるよう合意形成をはかるべきです。

メディアへの公開に関連して、国際社会との和解のためには、まだ解決すべき点があると思います。解放されていない20人のジャーナリストの問題です。これは選挙のときの混乱が未だ続いているのでしょうが、民主主義国家において、明白な犯罪の証拠がない限り、ジャーナリストを拘禁するべきではありません。抗議活動を続ける改革派共々何らかの形で、妥協点を探らなければならないはずです。選挙は公正と国際社会も認識しやすいよう考えてほしいと思います。

※MSN産経経由で共同によると、IAEAの査察は3日前に来ているとのこと。

イギリス労働党と小沢民主党の違い

2010-02-23 14:47:55 | 注目情報
MSN産経ニュース(英首相、3月5日にイラク戦争調査委で証言へ)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100223/erp1002230057000-n1.htm

>英国が2003年にイラク戦争に参戦した経緯などを調べる独立調査委員会は22日、ブラウン首相を3月5日に証人喚問すると発表した。開戦時、ブレア政権ナンバー2の財務相として、参戦決定にどのようにかかわったかなどが問われる。

>首相喚問は当初、6月までに実施される総選挙の後の予定だったが、野党の「逃げ腰」批判を避けるため、首相自ら前倒しを決断。調査委は同じ日にアレグザンダー国際開発相、3月8日にミリバンド外相も喚問する。

イギリス労働党と小沢民主党はこうも格が違うのかと思います。野党の批判があるのは同じですが、与党の対応が違います。向こうは戦争の問題に関して、首相自らが選挙前に証人喚問に出ることを決断。こちらはスキャンダルに関して、まともな説明も出来ずに逃げ回るばかりです。

こういう公正な決断が出来ない限り、議会制民主主義など機能させることは出来ません。特に小沢さんはイギリス議会云々と言っていたはずです。さあ、言葉通り実行してください。

説明責任を求める抗議活動

2010-02-23 13:06:16 | 政局・政治情勢
MSN産経ニュース(予算案 与党3党、3月1日の衆院通過で一致)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100223/stt1002231203003-n1.htm

>自民党は22日から衆院予算委員会で審議拒否を続けているが、山岡賢次国対委員長は会談後、記者団に対し「国会は若干不正常だが、一党だけが党の都合で出てこないということがあってもほぼ正常化だ」との認識を示し、「粛々と(予算審議を)やっていくことで一致した」と述べた。

自民党が党の都合で出てきていないと放言するのは自由ですが、自民党の要請は野党のほぼ共通するものであり、国民感情に合致します。このままでは数の力で押し切られて有耶無耶になりそうだとの認識も共通するものであり、自民党は一石を投じるために審議拒否をしたということでしょう。国民の気持ちを代弁するひとつの戦術です(あなた方が政権交代前の参議院で働いたような数の力を使った横暴ではありませんから、少々刺激的でも暴力的でない平和的な抗議活動です)。大体が、これまで予算委員会やようやく開かれた党首討論の多くの時間を使って、小沢・鳩山スキャンダルを追及してきたのがイレギュラーで、それはまさに民主党が小沢隠し・秘書隠しを行ってきた結果にすぎません。ケジメをつけるには自民党のみならず、これまで無視してきた野党・国民世論に配慮する必要があるはずです。

山岡氏のこういう木で鼻をくくったような民主党を守ることしか考えていない態度も問題です。これはそのまま有権者の参議院はねじれでいいやという気持ちに繋がると思います(それまでに辞めるという有権者を舐めた計画でもあるのですか?)。日本の有権者は数の横暴は嫌うものだと私は思います。小沢さんがでしゃばると世論調査で人気がすぐ落ちる理由のひとつでもあると思いますし、子分が親分を守るような行動は到底国民一般に理解されることはないでしょう。代表も見て見ぬふりですから、私に言わせれば全くの同罪です。

とにかくゴチャゴチャ言ってないで、小沢さんが証人喚問に出てくればいいでしょう。潔白と仰っているのだから、何一つ問題ありません。鳩山さんの秘書だって、首相が知らないことを確認するだけになるはずです。多くの国民は説明されていないと考えています。もう我が身惜しさで逃げ回るようなマネは止めるといい。これまで逃げ回ってきた国民に対する説明責任を求めて断固抗議します。

電子制御システムに問題があるか否か

2010-02-23 11:15:58 | 政策関連メモ
MSN産経ニュース(前原国交相 「トヨタは国に情報をしっかり伝えていなかった」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100223/biz1002231111004-n1.htm

>前原国交相は「(トヨタは)事の重要性を軽く認識していた」として、当初トヨタが「フィーリングの問題」などとして消費者への対応が遅れたことを指摘。

私はよく指摘されるフィーリング発言はそれほど問題ではないと思います。以前の記事「トヨタ問題(アメリカの問題はアメリカ流で) 」で貼るだけ貼った記者会見のリンクを、もう一度リンクして引用します。

MSN産経ニュース(【トヨタ社長会見】(2)豊田章男社長「決して隠したり、逃げたりしない」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100217/biz1002171847038-n3.htm

>--プリウスは保安基準を満たしているのにリコールした。車に詳しくない運転者に対して、いちいちリコール対応していれば、経営が成り立つのか

>豊田社長「プリウスで話題になったのはブレーキ。特に女性や高齢者が車を必要とするなか、車を快適に便利に使ってもらうためには、ブレーキやアクセル、ステアリングの不安を除去する必要があった。まずは不安を取り除くことが必要なことと考え、あえて決断をした」

>佐々木副社長「顧客の声を細かく分析すると「ひやっ」としたという声が多かった。今後プリウスの良さを味わってもらうには、不安を残したまま作り続けることはメーカーとして本意ではない。フィーリングを変えたことも事前にお知らせして納得してもらえればこんな事にならなかった。説明ができていないことが問題だった」

日本的な謝罪文化に社長が慣れていないのは明らかですが、そもそも担当ではありませんでした(アメリカで大問題になって社長が出てきたというのが経緯です)。ブレーキ・アクセルのフィーリングの問題を軽く見ていたことはトヨタも認めています。ですが、フィーリングの問題はフィーリングの問題であり、ここでは保安基準を満たしているのに異例の対応を行っています。日本的な対応と言えると思います(以前の記事ではトヨタの対応を日本的としていない表現があり誤りと思いますが、そのままにしておきます)。アメリカではここはそれほど問題とならないと考えていいのではないかと私は推測しました。

ヤバイのはこちらかと思います。

MSN産経ニュース(トヨタの情報開示は「ミスリード」 電子系統改めて疑問視 米下院委本格追及へ)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100223/biz1002231023002-n1.htm

>エネルギー・商業委のワクスマン委員長とストゥパク同委小委員長がレンツ社長にあてた書簡によると、トヨタが2001年に電子制御システムを車両に導入して以来、不意に急加速を起こすとの苦情が他の車両より多く寄せられたにもかかわらず、「電子制御システムが急加速による事故の原因という可能性をトヨタは継続的に排除してきた」と指摘。電子系統に関して「問題ない」としたトヨタの調査についても「サンプルの規模が極めて小さい」などと批判した。

電子制御システムに関して、合理的にも思える疑いが掛けられており、アメリカで問題となっている急加速は、電子制御システムが疑われているということだと思います(私は免許持っていますが車に乗らないこともあってか、トヨタ側の説明を頭から信じたところがあります)。トヨタはここは問題ではないとしていますが、疑惑を晴らせないと重大な問題に発展しかねません。もうここまで来たら真実は何か徹底的に明らかにする他ないと思います。心配が杞憂であればいいのですが、やはり最終的にはそこが分からないと解決策も見出せないということになるはずですから。

結局、電子制御システムに問題があるのかないのか。あるとすれば、何故気付かなかったのか。気付いていて故意に無視したということはないと私は信じますが、そうした疑いをかけられる可能性もあるということになりそうです。刑事責任の話も出てきているようですし、この問題に関して日本が何か情報を明らかにするのであれば別ですが、アメリカでの問題の進捗を見守りたいと思います。

軍事の議論は粘り強く

2010-02-23 09:02:13 | 政策関連メモ
MSN産経ニュース(【風を読む】論説委員長・中静敬一郎 軍事を考えないつけか)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100223/plc1002230733001-n1.htm

>軍事学や戦争学は戦後、そのことを考えるだけでも問題だとして、高等教育機関から事実上追放された。旧軍関係者の多くが姿を消すと、軍事を教えることができる人は防衛大学校を除き、ほとんどいなくなってしまった。国家の安全保障を考える国民的な基盤がいつのまにか消えてしまったのである。

国政を考える上で確かにこのことに関して問題意識を持たなければならないと思います。必ずしも国民一般が軍事に詳しい必要はないはずですが、政策的課題を踏まえた正常な世論形成機能がなければ、国民のための安全保障が成り立つはずがありません。また、安全保障に限りませんが、政権に配慮した言説と反対のための反対(これは主に左派)が多く、もう少し議論に慣れてもいいのではないかと感じています。

>すべての周辺諸国が国防費を増やす中、日本のみが8年連続で防衛費を減らし、防衛力を弱体化させていることだ。そのことへの異論があまり出ていない

言っていることは正しいと思います。ただ、最近は国民一般に有事を想定する恐怖感があるのか気になっています。想定しなければ成り立たないので、それを「平和主義者」に利用されている可能性があります。かといって、(自分達の取り分は増やしたいのが人の性ですから)専門家ばかりに任せてそれで正しいというわけにもいきません。

>懸念すべきは、日米同盟が機能しなくなれば、日本はほぼ「丸裸」で周辺諸国と対(たい)峙(じ)するか、どこかの国の風下に居るかになることだ。

核武装は現実に存在していますから、日本単独の防衛は存在しえないことは明らかです。また、日本の防衛は日米同盟を前提に組み上げられていますし(単独では装備の偏りがあるそうです)、周辺国は軍備を増強させており、反日感情が根強い国も多く、日本の経済力は未だ周辺国より高い状態です。日米基軸がベストで間違いないと私は確信しています。軍事同盟であっちふらふらこっちふらふらのように見える言動は慎むべきでしょう。

>外交評論家の岡本行夫氏は21日朝のNHK討論番組で「米軍が沖縄から手を引けば、中国は尖閣諸島を取りにくるという政治的な誘惑に駆られるかもしれない」と警鐘を鳴らした。

もっと言うならば、中国は沖縄が琉球であった頃、中国文化の影響が大きかったことを必ず意識しています。私に言わせればナンセンスですが、正当性を主張して占領する可能性を排除しきれません。

>実力行使を辞さない国が周辺にひしめいていることに目をそむけてはならない。

周辺国は実力行使も辞さない国ですが、日本も本当はイケイケドンドンだと思われています。こうした観点から周辺国も日米同盟を期待しているという側面もあって、私が日米基軸を確信している理由のひとつでもあります。北朝鮮は論外としても、中国も自身の言動により十分周辺国に恐れられているので、今の構図は維持されるべきだとも確信しています。アメリカも中国との付き合いがある以上、これは中国と付き合わないということを意味しません。結論をまとめれば、バランサー論、東アジア共同体(まあこれは反日感情が根強い中国世論も歓迎していないと思いますが)の如き米国排除論は採るべきではなく、それでもなお中国と付き合うことに特別支障はないと考えます。

アメリカも正直恐れられているところはあると思いますが、比較的ソフトなオバマ大統領は日本が協調し易いはずで、歓迎できます。しかしながら、日本の首相がアレですから、何故かチャンスを逃してしまいそうで残念です。

ラッド首相はSSよりの姿勢を改めるべき

2010-02-23 08:09:00 | 政策関連メモ
MSN産経ニュース(「捕鯨阻止は主ではなく日豪関係育成が重要」 豪有力紙が社説で指摘)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100222/asi1002221815002-n1.htm

>オーストラリアの有力紙「オーストラリアン」は22日の社説で、調査捕鯨を中止しなければ、日本を国際司法裁判所に訴えるとしたラッド首相の姿勢を批判し、鯨問題は主目標ではなく、日本との関係を育成すべきだ、と主張した。

私もオーストラリアとの関係を重視する方だと思いますが、ラッド首相の出方次第では提訴されても止むを得ないと考えています。

①持続可能な利用である限り、鯨食文化を肯定する。止めさせる権利は何処の国にもない。

②SSの執拗な暴力行為を明らかにし、テロ活動の不当性を訴えなければならない。キチンとした抗議活動であれば、許容される。

③排他的経済水域は200海里までである。公海上の不当な要求には応じられない。

日本はこの辺の基本的原則を譲るべきではありません。ラッド首相のSSよりの姿勢はテロを容認することに繋がりかねず危険だと考えます。

審議拒否と強い怒り

2010-02-23 07:28:40 | みんなでやろうぜ
自民党HP幹事長記者会見(臨時役員会後)2月22日 
http://www.jimin.jp/jimin/kanjicyo/2202/220222.html

>政治と金の問題について、ゼロ回答のまま予算を参議院に送付することは、国民に対して背信である。国会審議のルールを新しくするにも、野党戦略の扱いが大変だということを知らしめることも必要だ。今日の時点で戦わないと、昨日、国民が示された声に応えることはできない。

やはり民主党ツートップの隠蔽体質が選挙の結果に表れてしまったというのは私も事実と思います。とともに、地方の話題が争点になるよう、ジックリ腰を落ち着けて、引き続き地方政治も見ていこうと思います。

これまで当の二人は(北海道民主党で新たな疑惑も出ていますが)、詭弁を弄して野党の求めからひたすら逃げ続けてきました。新たな局面を打開するためにも、自民党が審議拒否に打ってでたことは、私は賛成です。ご両人のこれまでの言動から考えて、このまま審議を続けたところで、自浄作用を発揮される可能性はないと考えるのが普通ではないと思います。この行動で結果が出るかどうかは民主党次第ですが、同じことを繰り返すばかりでは芸がないと言うべきでしょう。都合の悪いことは隠して逃げるような方々と審議して如何ほどの意味があるのかという疑問を呈することも大事です。

>国会運営は、衆参共に、特に衆議院は圧倒的な数を民主党が持っているので、政治と金の問題に対する説明責任を果たすことなく、数の力でふたをしていく姿勢が強く見えて、我々が要求してきた様々な資料要求も、例えば個所付けの問題、あるいは参考人招致、証人喚問の問題も、本当にゼロ回答に等しい内容である。

小沢民主党とあえて言ってしまいますが、前回の参議院選での敗北以来、数の力を頼みにするその姿勢は異常です。そういったことは国民の多くに伝わっているようで、最近の世論調査の結果ではねじれた方が良いという結果が出ています。真摯に話し合わないその政治姿勢に私は強い怒りを感じており、大島幹事長の言葉通りだと思います。

>谷垣総裁が18時前後には東京に戻りますから、18時半には新橋で予定(※街頭演説)

見てきました。町村さんも谷垣総裁も内容的に私は良かったと思います。ただ、あえて言わせてもらえば、多くの国民と怒りを共有できるような、そんな演説を見たかったと思います。温厚さは美徳ですが、国会という場で審議拒否に至ったわけですから、そこのところが伝わらないと。

自覚が足りない

2010-02-23 06:24:04 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(普天間移設めぐり閣僚間の調整不足露呈 防衛相「2月中選定」を主張)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100222/plc1002221902014-n1.htm

>鳩山由紀夫首相は予算委で「覚悟として5月末までに必ず決着させる」と重ねて表明。

覚悟としては、5月末まで(※政権が危なくなれば、参院選前に辞めることの出来る時期)に必ず決着させるつもりのようです。

>「できなかったときのことを言って外交交渉をする人はいない」※首相

出来なかったときのことが言われるのは、出来そうにもないなと見られているからでしょう。日本政府の総責任者として、責任を痛感していただきたい。

>岡田克也外相は「移設先について日米間で合意できないと、(在沖縄海兵隊のグアム移転に)影響が及ぶ可能性は否定できない」との見方を示した。

米軍再編の一環として、長い年月をかけて辺野古移設で合意しているので、そこを崩すと極めて面倒なことになると思われます。現行案は沖縄の負担軽減に繋がることも事実で、完全とは言いませんが、地元の合意もある案です。

MSN産経ニュース(鳩山首相「税金払っていなかったわけじゃない」 “故意”を否定)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100222/plc1002222038017-n1.htm

>「税金を払っていなかったわけではない。税金を払っていなかったこと自体、全く知らなかったことで、その事実が分かった瞬間に、納税の義務を果たしてきたつもりだ」※首相

「知らない」と首相が独りいくら言い張ろうと全く無意味です。子どもじゃあるまいし。とりあえず当事者たる秘書の証人喚問・隠している資料の開示をしていただかないと、多くの国民の疑問には答えられないでしょう。トヨタじゃないですけど、不透明に過ぎるんですよね。

また、元々このスキャンダルは鳩山由紀夫さんのスキャンダルなのですが、何故か弟さんの方が先に納税の義務を果たしてしまいましたね。何だか自分は潔かったみたいなことを言っていますが、私の記憶が確かならば、兄貴はグズグズしていたと思います。

asahi.com 政治 2月23日0時24分 普天間移設「決めたものがベスト」 首相が苦言
http://www.asahi.com/politics/update/0222/TKY201002220382.html?ref=rss

>鳩山由紀夫首相は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、平野博文官房長官が「(移設先は)ベストではなくベターになるかもしれない」と述べたことについて、「決めたものがベスト。ベターとかベストとかいう議論そのものがおかしい」と述べ、苦言を呈した。

平野官房長官がベター・ベストの議論を始めたわけではありません。仲井真沖縄県知事が、そういうことを言って、平野氏はそれに対してコメントしただけです(子分は犠牲にしてもいいというのが、由紀夫流親分のあり方ということか)。また、アメリカも今に至るまで現行案の履行がベストを繰り返してきました。日本の首相としての自覚が足りないと見られても仕方がありません。