安倍晋三首相、改憲に意欲「不毛な議論から卒業し、具体的な姿を国民に示すときだ」(発言詳報)(産経ニュース 2017.5.1 19:16)
>安倍晋三首相(自民党総裁)は1日、憲法改正について「機は熟した。不毛な議論から卒業し、具体的な姿を国民に示すときだ」と訴え、改憲に向けた強い意欲を表明した。
>憲法を最終的に改正するのは国民です。しかしそれを発議するのは国会にしかできません。私たち国会議員はその大きな責任をかみしめなければなりません。
>そうした意味で、本日、民進党、公明党、日本維新の会、そして日本のこころからも代表の方々が参加されていますが、憲法改正を実現する上で、党派の違いを超えて国会議員が集う新憲法制定議員連盟が果たすべき役割は誠に大きいものがあります。皆さんとともに手を携えて憲法改正という大きな目標に向けて、この節目の年に必ずや歴史的一歩を踏み出す。
自民党・民進党・公明党・日本維新の会・日本のこころがまずは議論するということですね。民進党が入っていることがポイントでしょう。とにもかくにも憲法改正の議論に参加することは評価できます。何だかんだ言って反対するのかと思っていましたが、正直意外なところはあります。公明党さんも加憲は封印するんでしょうか?共産党・社民党はブレませんね。ある意味潔いと思います。民進党は後で理由をつけて(安倍政権のせいにして)離脱をするような気がしますが、まぁいいでしょう。筆者が疑い過ぎなのかもしれません。
憲法案を考えるのはあくまで国会議員です。国民はイエス・ノーの判断をするに過ぎません。国会議員の責任が極めて重いのは明らかです(安倍首相の言うとおりだと思います)。勿論、国民の反応を見ながらの議論になるでしょうから、国民は間接的な参加をすることになるでしょうが、案の中身を決めるのは国会議員でしかありません。ローメーカーたるもの責任ある議論で国民に範を示してほしいと思います。
筆者が最重要視するのは憲法9条2項の改正です。今回の北朝鮮危機で国民に分かり易くなったと思いますが、日本は北朝鮮に対する攻撃力が十分でありません。憲法9条2項に縛られ、攻撃能力が制限されているからです(自衛隊は戦力でないという解釈で成り立つ存在です。つまり攻撃的な兵器は戦力じゃないのか、憲法違反ではないのかというツッコミがどうしても入ってしまいます)。ミサイルも防衛的に使うという言い訳はできるでしょう。ただ、必ずや、左翼の方々が裁判に訴えてくるに違いありません。日本も法治国家ですから、これを力で潰す訳にもいかないでしょう。こうした動きを侮るべきでもありません。
選挙区の区割りで違憲だ何だと裁判所が介入してくるでしょう。筆者は裁判所の方が間違っていると思いますが(硬性憲法において選挙の無効を裁判所が判断するべきでないと思います。法の下の平等は重要ですが、選挙区の区割りの実際問題上、一票の格差を無くすことはできないし(1.9票と2票に如何ほどの違いがあると言うんでしょうか?)、人口の移動にあわせて毎度引きなおすことに労力を使う(絶対に揉めます)ことはエネルギーの無駄な消費でしかないと思います。生活圏の実態にあわせた区割りで一票の格差は目を瞑るのが筆者はよりマシな選択だと思います(人口の少ない県をあわせるとか無茶苦茶ですよ)(衆院の選挙区も松山を分断するとかおまえは今度はあっち行けとかもう滅茶苦茶です。愛媛2区とかもはや喧嘩を売っているとしか思えません。政治家だって人間です。選挙区を回るのにドーナツ状に選挙区を回れとか嫌過ぎるでしょう。選挙区の一体感も生まれません)。そうとしか解釈できないように憲法を改正して、裁判所の不毛な介入を止めるのがいいのではないでしょうか?地方が強くなると都会は言うでしょうが、都会の人間は元々地方の人間です。人口の供給源を苛めるのも大概にしてほしい。
それはともかく、憲法改正をしないで解釈で自衛をするのにも限界があります。字義通りに解釈すれば、現在の自衛隊だって危ない。裁判官にもストレスはあるでしょう。防衛に必要なことは素直にできる憲法にしなければなりません。日本は平和国家として、戦後歩んで来ました。○○・○○○・○○は日本など信頼してないと反対してくるかもしれません。しかしながら、反対の無い政策もないと思います。議論を尽くした上でですが、必要なことは反対を恐れず、押し切ることも時には必要です。事無かれ主義では厳しい国際情勢を乗り切れません。
感謝する謂われも有りませんが、金正恩元帥がそれを教えてくれたのではないでしょうか?
ポジティブリストの「軍隊」からネガティブリストの軍隊に変わるのもまったなしです(自衛隊の行動:ウィキペディア)。戦争をする気概が無ければ、戦争を防げません。自衛隊を普通の軍隊とし、やるならやるぞという体制にしていかなければなりません。自衛隊が歪な「軍隊」というのは、皆が知っていることです。虚勢を張っても空しいだけ。滑稽でしょう。軍国主義ガーの声などシカトに限ります。はっきり言って日本を攻める気がある奴が言っています。泥棒が鍵をかけるなと言っているのと同じです。
何時までもアメリカの攻撃に抑止力を依存するべきでもありません。北朝鮮がアメリカ本土に届くミサイルを開発したら、アメリカの決心が鈍る可能性があります。トランプの忍耐に期待するというのも疑問とせざるを得ません。今は言ってないのは、日本がやると思っているからでしょう。自分のことは自分でやるのが基本でもあります(ただし、核抑止など抑止を全部自分でやるというのは現実的ではありません。アメリカとの連携はどうしても必要です)。尖閣にちょいちょい侵入するなど中国は挑発を繰り返しますが、アメリカ本土に核ミサイルは届いています。平和に見えて危険と裏腹であることは再認識されるべきでしょう。
9条2項の改正は政治的にハードルが高いようにも見えます。やってみなきゃ分からないとも思いますが。それはともかく、それはしないという政治判断もあるいは有り得るかもしれません。でもね、それだと終わらないと思います。憲法改正の本丸は9条2項だと思っている人は多いでしょう。憲法改正を強調し実際に動く方々は大体9条2項を意識しているのではないかと思います。憲法改正成ったね、ワーパチパチ、じゃあ次は9条2項だってなるでしょう。実際問題。戦後最大の宿題をここで片づけて、日本は新しいスタートを切るべきだと思いますよ、筆者は。支持の高い憲法改正が宿願の安定政権で片づけられなきゃ何時片づける?って話です。仕事が残った方がいいという考え方も有り得るかもしれませんが、憲法改正がひとまず片付いたからと言って、日本が無くなる訳でもありません。さっさとやろうよって思います。北の元帥は待ってくれませんよ。
衆参ねじれ問題に終止符を打つことも重要だと思います。硬性憲法を終わらせることも重要でしょう。その他、憲法改正については、これまでの見解を全て維持します。
しかし、筆者的には最優先課題は憲法9条2項の改正です。後、前文の書き換えですね(ただの空文ならいいのですが、裁判所がどんな利用をしてくるか分からないからです)。
>安倍晋三首相(自民党総裁)は1日、憲法改正について「機は熟した。不毛な議論から卒業し、具体的な姿を国民に示すときだ」と訴え、改憲に向けた強い意欲を表明した。
>憲法を最終的に改正するのは国民です。しかしそれを発議するのは国会にしかできません。私たち国会議員はその大きな責任をかみしめなければなりません。
>そうした意味で、本日、民進党、公明党、日本維新の会、そして日本のこころからも代表の方々が参加されていますが、憲法改正を実現する上で、党派の違いを超えて国会議員が集う新憲法制定議員連盟が果たすべき役割は誠に大きいものがあります。皆さんとともに手を携えて憲法改正という大きな目標に向けて、この節目の年に必ずや歴史的一歩を踏み出す。
自民党・民進党・公明党・日本維新の会・日本のこころがまずは議論するということですね。民進党が入っていることがポイントでしょう。とにもかくにも憲法改正の議論に参加することは評価できます。何だかんだ言って反対するのかと思っていましたが、正直意外なところはあります。公明党さんも加憲は封印するんでしょうか?共産党・社民党はブレませんね。ある意味潔いと思います。民進党は後で理由をつけて(安倍政権のせいにして)離脱をするような気がしますが、まぁいいでしょう。筆者が疑い過ぎなのかもしれません。
憲法案を考えるのはあくまで国会議員です。国民はイエス・ノーの判断をするに過ぎません。国会議員の責任が極めて重いのは明らかです(安倍首相の言うとおりだと思います)。勿論、国民の反応を見ながらの議論になるでしょうから、国民は間接的な参加をすることになるでしょうが、案の中身を決めるのは国会議員でしかありません。ローメーカーたるもの責任ある議論で国民に範を示してほしいと思います。
筆者が最重要視するのは憲法9条2項の改正です。今回の北朝鮮危機で国民に分かり易くなったと思いますが、日本は北朝鮮に対する攻撃力が十分でありません。憲法9条2項に縛られ、攻撃能力が制限されているからです(自衛隊は戦力でないという解釈で成り立つ存在です。つまり攻撃的な兵器は戦力じゃないのか、憲法違反ではないのかというツッコミがどうしても入ってしまいます)。ミサイルも防衛的に使うという言い訳はできるでしょう。ただ、必ずや、左翼の方々が裁判に訴えてくるに違いありません。日本も法治国家ですから、これを力で潰す訳にもいかないでしょう。こうした動きを侮るべきでもありません。
選挙区の区割りで違憲だ何だと裁判所が介入してくるでしょう。筆者は裁判所の方が間違っていると思いますが(硬性憲法において選挙の無効を裁判所が判断するべきでないと思います。法の下の平等は重要ですが、選挙区の区割りの実際問題上、一票の格差を無くすことはできないし(1.9票と2票に如何ほどの違いがあると言うんでしょうか?)、人口の移動にあわせて毎度引きなおすことに労力を使う(絶対に揉めます)ことはエネルギーの無駄な消費でしかないと思います。生活圏の実態にあわせた区割りで一票の格差は目を瞑るのが筆者はよりマシな選択だと思います(人口の少ない県をあわせるとか無茶苦茶ですよ)(衆院の選挙区も松山を分断するとかおまえは今度はあっち行けとかもう滅茶苦茶です。愛媛2区とかもはや喧嘩を売っているとしか思えません。政治家だって人間です。選挙区を回るのにドーナツ状に選挙区を回れとか嫌過ぎるでしょう。選挙区の一体感も生まれません)。そうとしか解釈できないように憲法を改正して、裁判所の不毛な介入を止めるのがいいのではないでしょうか?地方が強くなると都会は言うでしょうが、都会の人間は元々地方の人間です。人口の供給源を苛めるのも大概にしてほしい。
それはともかく、憲法改正をしないで解釈で自衛をするのにも限界があります。字義通りに解釈すれば、現在の自衛隊だって危ない。裁判官にもストレスはあるでしょう。防衛に必要なことは素直にできる憲法にしなければなりません。日本は平和国家として、戦後歩んで来ました。○○・○○○・○○は日本など信頼してないと反対してくるかもしれません。しかしながら、反対の無い政策もないと思います。議論を尽くした上でですが、必要なことは反対を恐れず、押し切ることも時には必要です。事無かれ主義では厳しい国際情勢を乗り切れません。
感謝する謂われも有りませんが、金正恩元帥がそれを教えてくれたのではないでしょうか?
ポジティブリストの「軍隊」からネガティブリストの軍隊に変わるのもまったなしです(自衛隊の行動:ウィキペディア)。戦争をする気概が無ければ、戦争を防げません。自衛隊を普通の軍隊とし、やるならやるぞという体制にしていかなければなりません。自衛隊が歪な「軍隊」というのは、皆が知っていることです。虚勢を張っても空しいだけ。滑稽でしょう。軍国主義ガーの声などシカトに限ります。はっきり言って日本を攻める気がある奴が言っています。泥棒が鍵をかけるなと言っているのと同じです。
何時までもアメリカの攻撃に抑止力を依存するべきでもありません。北朝鮮がアメリカ本土に届くミサイルを開発したら、アメリカの決心が鈍る可能性があります。トランプの忍耐に期待するというのも疑問とせざるを得ません。今は言ってないのは、日本がやると思っているからでしょう。自分のことは自分でやるのが基本でもあります(ただし、核抑止など抑止を全部自分でやるというのは現実的ではありません。アメリカとの連携はどうしても必要です)。尖閣にちょいちょい侵入するなど中国は挑発を繰り返しますが、アメリカ本土に核ミサイルは届いています。平和に見えて危険と裏腹であることは再認識されるべきでしょう。
9条2項の改正は政治的にハードルが高いようにも見えます。やってみなきゃ分からないとも思いますが。それはともかく、それはしないという政治判断もあるいは有り得るかもしれません。でもね、それだと終わらないと思います。憲法改正の本丸は9条2項だと思っている人は多いでしょう。憲法改正を強調し実際に動く方々は大体9条2項を意識しているのではないかと思います。憲法改正成ったね、ワーパチパチ、じゃあ次は9条2項だってなるでしょう。実際問題。戦後最大の宿題をここで片づけて、日本は新しいスタートを切るべきだと思いますよ、筆者は。支持の高い憲法改正が宿願の安定政権で片づけられなきゃ何時片づける?って話です。仕事が残った方がいいという考え方も有り得るかもしれませんが、憲法改正がひとまず片付いたからと言って、日本が無くなる訳でもありません。さっさとやろうよって思います。北の元帥は待ってくれませんよ。
衆参ねじれ問題に終止符を打つことも重要だと思います。硬性憲法を終わらせることも重要でしょう。その他、憲法改正については、これまでの見解を全て維持します。
しかし、筆者的には最優先課題は憲法9条2項の改正です。後、前文の書き換えですね(ただの空文ならいいのですが、裁判所がどんな利用をしてくるか分からないからです)。