アスパラガスの収穫がだいぶ前から始まっています、
無償で農地を貸しているファーマーから恒例の、と言っても二年目の年貢が届きました。
売っているようなきれいに洗われたものではなく土がついたままでどんなものかなと思っていました、
ところが去年の物より柔らかく美味しかったです。
固めの根元は後でスープにしたら二度楽しめそうです。
ドイツ人の友人の誕生日と新しいダイニングルームのお披露目も兼ねてランチに招待しました、
ところが朝の寒さから一転お昼前には二十数度にも温度が上がり急きょ庭にテイブルを移動して新しいダイニングルームは夏が終わるまでお預けです。
前菜は冷たいホワイトアスパラガスにセラノハムを乗せマスタード、レモン、オリーヴオイルのソース、
ワインも地元でとれたピノ ノアール、
どうやら冷やして飲むと軽くアスパラガスにもよくあい以外と爽やかさの残る赤ワインでした。
メインには6時間ほどオーヴンでローストしたラムはインディアン風味、
ヨーグルト、ターメリック、ミントのクリーミーなソースで夏の陽射しの下でもサッパリいただけました、
ワインは少し濃い シラー、グレナシュ、暑さの元での赤ワインもまた新鮮で良い感じです。
そしてチーズは山羊のミルクからのTomme 、臭いの強いPont l' Eveque。
タルトタタンは最近よく作るデザート、ペイストリーにたくさんバターを使ったのでクリスピーなところが評判が良かった、
リンゴの形をもっと残したかったのだがいつも崩れてしまうのが欠点、
イギリスで採れるブラムリーアップルはここでは手に入らないのでグラニー スミスを代用した、
グラニーは少し柔らかめかもしれないし今はリンゴのシーズンでもないのでもつぶれてしまうのか、
もっとうまくできるようになりたいものだ。
料理の写真はないけれど初夏の陽射しの下でのランチはほろ酔い加減で良いものでした。