ワイファイ

今日待望のインターネットが繋がったのです。
WiFiで家の中を自由自在に移動ができて重宝しています。
畑の中の一軒家から様々な情報が得られるなどということは一昔前だったら考えられなかったのに、
なんと言ってもイギリスのBBC放送が生で聴くことができ、
まるでロンドンで朝を迎えるかのような耳なれた声にほっとできるけれど、フランス語の上達にはほど遠くなりそう。
そして今までお世話になってきた聴きにくかった短波ラジオともおさらば。

シルヴァー世代行脚

今は夏の終わったフランス南部に戻ってきています、といえども日中は真夏とかわらない暑さ、
大地は収穫前のひまわりがカラカラに乾きあがりさながらデスヴァーリーのような褐色の世界。

ホリデイシーズンが終わった９月は車の数がだいぶ減りいつもは渋滞の多いパリ界隈をスムースに通過することができ
ユーロトンネルフランス側サンガットからフランス南部まで従来は所要時間１２時間だったところ１０時間に短縮することができた。
今月からはれて自由の身になったJam様がいつでも旅行できる素晴らしさを始めて実感した。
そんなことにもよるのだろうサーヴィスエリアはシルヴァー世代がひしめき合って我々もこの年代に加わってきたことがことのほかあきらかだ。

セルフチェッキングアウト

だいぶ前からあることは知っていたが何かややこしそうだったので見向きもしていなかったスーパーのセルフチェックアウト。

少し前までイギリスの自動販売機などというものはお金をくわえ込んだまま何も反応しなかったことが多々あったのでこの手の物はなるべく触らないようにしてきた。
ところが今日行った改装の終わったばかりのスーパーマーケットはほとんどのチェックアウトがセルフシステムに替わっていた。
一瞬バスケットに入れた品物を棚に戻して帰ろうかとも思ったがどうしても必要な物もあり意をけっしてその前に行った。

インストラクションによると商品のバーコードナンバーを入力するという面倒なものだ。
一品目のナンバーを入れるが何も反応がない、となりの人も苦戦しているようだ、
そんな人が多いのだろう専用の店員が後ろに待機している。
これはセンサーにバーコードをあてるだけでいいのですよ　といとも簡単に精算ができるのだ。
支払いもキャッシュとカードどちらも可能なうえ驚くことに正確なお釣りが戻ってくる。
品数の少ない時は長い列に並ばなく便利なものだ。

オリーヴ漬け

生のグリーンオリーヴがトルコ系の八百屋に出回ってきた。
簡単に塩漬けができるものだろうとタカをくくりレシピを調べもせずに塩水に漬けてみた。
ところが一週間たった今でもかじってみると強烈な苦みと色は黒みがかりあの朝漬けのような薄味のまろやかなオリーヴとはほど遠い代物が出来上がりゴミ箱行きになってしまった。
若いトルコ人の店の人も漬け方を知らないらしい、はたして梅干しのように日干しをしてから漬けるのだろうか再度挑戦してみよう。



その後インターネットで調べて見ると
どうやら苛性ソーダの溶解液であく抜きをしなければならないそうだ、
そして何日か水を代えようやく塩漬けの過程に入るらしい。
出来上がりを買ったほうが手っ取り早いとは思うが一度は試してみる価値はありそうだ。

夏がもどってきた

プリンシパルを除いたロイヤルバレエのメンバー達が夏休みから戻り新しいシーズンに向けて活動し始めた。
長い休暇明けの仮縫いはシーズン中の絞り上げた体とは違い一脂肪も二脂肪も付いているのだろうかと気がかりだったところ
意外なことに引き締まっていることに驚く、そんなためか仮縫いは簡単に終わった。

初めて作るダンサーが何人かいたが最近の女の子達は横も縦も大きめになってきている。
そんな中に今シーズン入団した日本人の女の子がいる、東京の小岩で勉強していました　と少しはにかんだようすだったが先シーズンからアペレンティスとして踊っていたためか新入団生とはいえ自己意識のある立派なバレリーナだ。
サイズも小さめな茜ちゃん良いところまでいくのではないのかな。