ガード下

東京での夜ガード下の飲み屋を二軒もハシゴした。
日曜日ということもありサラリーマンの姿はなく若い女の子のカップルやとにかく若い人が多い。
最初から一軒で長居をするより二軒回ってみようと考えていた。





シシャモを魚にレモンサワーを一杯、カウンターには赤玉ポートワイン、一度も飲んだことはないが養命酒なんてものがあったことも思い出す。
今時こんなものを飲む人がいることにもビックリ。

二軒目もレモンサワーを注文し付きだしに出た生のキャベツが柔らかく旨いこと、
これだけでもお代わりをしたいくらいだった。

締めはラーメンと決めていた、というのは道すがらに見た海外にも進出している一風堂のラーメンを食べてみたかった。
70年代の新宿にあった桂花ラーメンでの白く濁った豚骨スープと同じものだ。
ぼくはラーメンに精通しているわけだはないがここの細く縮れていないラーメンはぼく好みの麺でこれも旨かった。
あえて言うならシニア向けにもっと薄口にしてくれたら申し分なかったのだが、
と思いながら周りを見渡すと若い人ばかりだからこのくらいの塩辛さは必要なんだと図らずも納得。