6000歩

6月26日　土曜日　手術後3日目

土曜日は看護師の数も少なく病棟内も静けさが漂う。

痛みはだいぶやわらいできた。

朝から晩まで再び歩け歩け運動。

入院寸前までバレエのバーを毎日やっていたがここで行うとみなさんびっくりする事だろう。部屋の中でやってみたがやはり屈伸はお腹に響く。

白湯を飲んでみる、すぐさまお腹がグーっとなって安心する｡

夜はお腹がグルグル鳴って待望のオナラが出た。

 

 

６月27日　日　手術後3日目

お腹の痛みも傷の痛みも比べ物にならないほど和らいできた。

執刀医は日曜日の朝も回診に来た、あのかた達は手術室に住み込んでいるのだろうか。

万歩計の記録は前日よりもっと歩こうというチャレンジ意欲を上げてくれる。

部屋がナースステイションから離れたところになると告げられる。新しい手術患者が入るのだろう｡

 

少しづつ距離を伸ばして

入院する日病院まで歩いて行く途中で見つけた大きな株のフランネルソウ

 

6月25日　金　手術後2日目

昨夜の痛み止めは傷には効いたけれどお腹の中の痛みには効かず何ともやるせない。

足腰はなんともないのだから朝は普段通りに起き上がり歯磨きと顔を洗う。

痛みを除けばこれでしゃんとする。

さあ歩け歩け運動を開始する、病棟内一周すると150メートルあるそうだ。

起伏がなく同じ廊下を３周するのは苦痛だけれど何度か繰り返しかなりの歩数になった。

今日も点滴だけで水すら飲めないが明日は水が飲めるという。

 

ロンドンに住む友人の庭に咲くスイートピーがメイルで送られたきた。
Matucana という種類で匂いがとても良く古いタイプだそうです。