ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

神様が下さった小さな幸せ

2019-08-06 08:13:44 | エッセー
 今日は午前中に退院した病院の診察だった。とても暑いのでタクシーで行こうと
思ったのになかなか来ない。仕方なく小田急線で次の豪徳寺まで乗り、世田谷線
で三軒茶屋の病院へ行った。三軒茶屋まではいろいろな行き方があるが、帰りは
渋谷までバスで行き、そこで経堂行の乗り変えることにした。
 三軒茶屋を通る渋谷行は限りなく多いが、ルートも同じだが、広いバスの駐車場
のどこに泊まるか分からない。でも着いたのは何と私達が乗る経堂行のバス停
だった。「わーラッキー」と思ってそのバスを見たら、同じ道路沿いから出る
成城学園前行きだった。

 日差しはものすごく強い。でもバス停のそばに大きな街路樹があり、木陰はとても
涼しい、するとそこへオシャレな感じの女性が来て夫と並んでおしゃべりをしていた。
 場所は渋谷駅の真ん前、走る去る高架の地下鉄銀座線を見ながら、都会でもこんな
オアシスのようなところがあると、驚くと同時にとても嬉しくなった。
 時間は11時少し過ぎ、バスは空いていて、その女性は目黒区で会釈をして降りたが
梅が丘に着くまでの15分間に、乗客はたったの4人だった。
とても楽ちんな病院受診は、老夫婦二人は小さな幸せを感じた暑い日だった。
 
コメント
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