ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

誰にでもやさしく接したい

2019-08-11 07:53:10 | エッセー
 先日は飯田橋にある会社を訪ねたが、電話で大体聞いていたが、ウロウロする私を
見て、宅配便の人が「どこを探しているのですか?」と声をかけてくれた。
 この地域を配達している人だから、番地もよく知っているのだろうが、私が「00と
言う会社です」と言うと、「反対側の少し先で、あの看板が出ているところ、見えますか?」
と親切にやさしく教えてくれた。「はい、わかりました。有り難うございました」と、丁寧に
お礼を言ったが、私はとても嬉しかった。すぐにそこに辿り着いたが、そこの会社でも電話で
問い合わせた私を、暑いのに入口まで迎えに出て下さっていた。

 ちょっとした気遣い、親切、思いやり、そうされると私はいつも思う。
「私も色々な人に、もっと親切にしたい」そのためもあるが、全く記憶ができない
夫が可哀そうでならない。そのため、これからもやさしく介護したいと思っている。
昔は子供達が「パパはまるでママの保護者みたい」とよく言われたが、私の欲求は
すべて満たしてくれたし、自分が歩くのが早いので、人混みではいつも私の後ろを歩
いてくれた、力がない私にはいつも絶対に、荷物を持たせなかった。
 そんな夫だが、最近はいつも私がまるで保護者のようで、電車に乗っても素早い
ので、足が弱くなった夫を、サッと席を見つけて夫を座らせている。
 時の流れと共にいろいろと変わってくる、と言って私も老人だけど、まあまあ元気
だからこんなこともできるのだと、何だか可笑しくなった。

●見出し この文章はまぐまぐの編集の方が書いてくれました。
83歳のベテラン作家が伝える人生を楽しく生きるコツ

●本文
2019年2月から始めた有料メルマガ『小池能里子の「人生を思い通りに明るく生きるコツ」』は、著書43冊のベテラン作家・小池能里子が自ら日々実践してきた“明るく生きるコツ”をお伝えする手紙のようなメルマガです。
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・認知症9年目ながら今でも優等生な旦那さんのこと
・歳を重ねても心も体も元気でいるためのポイント
・夫婦生活をより豊かに幸福なものするための工夫
・こうすれば心身の健康を保てること
・人間関係をスムーズにするコツ
・ 能里子風ヘルシーメチャ料理
ダンス教師、ヨガ指導者、心理カウンセラー(世界心理学会(北京)1998年で指導ケース発表)作家、表情筋トレーナー、ヒーラーなど、10以上の肩書きを持つ小池能里子がコラムでお伝えしていきます。

中でも認知症発覚から約9年、症状が進行していない旦那さんとの夫婦関係を良好に維持する能里子流の介護術は、家族の
認知症介護で苦労している人にひと筋の光明を見出してくれます。相談や質問も受け付けているので、お悩みがある方
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