ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

楽しかった!ショートトリップ

2022-02-18 14:52:40 | エッセー

 家にいるとほとんど寝ている夫はますます老化するので、夫の感性を刺激するため

色々工夫をしているが、先日「世田谷区内であまり行かないところへ一緒に行こう」

と思い付いた。彼は両親も生粋の世田谷生まれ世田谷育ちで、高校は成城学園前駅

から15分程歩いた所だそうだ。我が家は小田急線の梅が丘、地図を見ると小田急線は

世田谷区内の真ん中を走っていて、その外側に京王線と、田園都市線が走っている。

 今回は成城学園前駅のバスターミナルに行き、一番初めに来たバスに乗ろうとしたら

小田急線狛江行きなので止め、しばらく待って京王線千歳烏山行に乗った。

 私はそこで驚いたのは、何と成城学園前駅のバスターミナルから、ビルの間だけど

山が見えて嬉しくなった。バスが初めに停まったのは「成城4番」という停留所だった

 駒沢グランドから榎と言う地名を通り、粕谷を通って千歳烏山南に着いたが、今まで

見たことがないような家並みと、とても狭い道を通ったが夫は楽しそうに外をずっと

眺めていた。千歳烏山はシニアスクールで何度か来て、講座の終わりには食事をした

ので、多少土地勘もある。

以前コーヒーを飲んだお店でランチしたが、そこは昭和時代そのままのような

雰囲気だった。千歳烏山から京王線で明大前へ、井の頭線に乗り下北沢、小田急

線に乗り替え梅丘に帰ったが、わずか2時間半あまりだった。

 これくらいの時間なら夫も疲れないし、とても楽しそうだったが、実は私も知らない街

を見るのはとても楽しかった。家に帰ってから世田谷区の地図を広げ、通ったルートに線を入れた。

 「これからも時々区内の色々な場所に行ってみようね」、と夫と約束したが、気が合う私達は

乗り物も外出も大好きなので、これからも色々な街へ行ってみたいと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつも心を遊ばせて

2022-02-18 09:41:33 | エッセー

 昨日経堂まで買い物へ行きバスで帰ろうとしたら、ほんの一足で乗り遅れたが 風が吹いて

とても寒い中まだ12分待たなくてはならない。そうだ、バスに乗るまでバス亭の前を通る

人達をカウントしようと思った。いつもより人通りが少ないので、150人位かなと思ったが

200人に決めた。場所は経堂コルティ前、それから数え始めた。

 時々人取りが途切れるが、多分200人は切るだろうと思ったが、でも数え始めたら

寒さなんかまったく感じなかった。時間があっという間に過ぎ、で、バスが発車するまで176人

だったので、予想は外れたがとても面白かった。私が全く退屈をしないのは、いつも心の中で

こんな風に遊んでいるからで、その種はどこでもすぐに見つかる。

 その究極が著書「気分転換の仕方」(明日香出版社1996年1月発行)だった。

どこの出版社でも必ず編集作業が行われ、自分の意思とは違う文章になったり、「これ

では私の真意が伝わらない」ともどかしい思いは多々経験したが、明日香出版社は

一言一句変えずに文章をそのままに本にしてくれた。それは私の著書43冊の内同社で

出版した二冊だけだ。出版して1週間で増刷になり、大変良く売れてまだ開店した

ばかりの新宿紀伊国屋南店の心理学コーナーに、1年間平積みにされた。

 また、海外でも出版され、大変うれたようだ。ユニークな私だからこそ書けた本

だと思うが、私の天性がそのまま本になった、幸せで忘れられない著書だった。

※その本の一部です。

 いつも何かを考えている、ほんの短い時間待ちのときでも、何か探して楽しんで

いるのが私の天性だ。そのため、カウンセリング法も「能里メソッド」と言われたが

学問的ではないが素晴らしい方法だと、褒められたことが何度もあった。

それらを元に沢山の著書が出たが、今ではもう過去の存在だが、時流により仕方

ないかも。でも、長く生きた分、色々な経験があり、まだ書きたい内容は限りなく

あるけれど・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする