以前私のスタジオのスローガンだった、フランスのエミール・クーエの
「Day by day, in every way I’m getting better and better.」(私は日
ごとにだんだん向上していく)は、日本語とともに壁にL型に大きく張って
あった鏡の全面にきれいな飾り文字で張ってあった。私は大好きなその言葉を
入れて恥ずかしながら詩らしき物を作った。その詩をクラスメートの大学時代の
友人だったアマチュアバンドのバンマスに彼を介してお願した。
するとそれを作曲して新宿で3人で会って、嬉しいことにプレゼントして下さった。
※英語はもっと小さくキレイだっ他のに写真が見つからない。
曲のタイトルは「第二の青春」、その曲は明るく歌いやすかったが、その頃
ホテルに出演してハワイアンバンドは、私達がライブに行くと必ず演奏してくれた。
やがてそれはクラスメート達の愛唱歌になり、私はその曲にダンスっぽく体操を
振り付けをし、その曲でクラスメート達と歌いながら6年間レッスンをしていた。
今も私は毎日その曲で声を出しながら、体を動かしているが、時折自分の声に合わ
せて二重奏をするのは、後からアルトも作曲して頂いたからだ。
アルトを作曲して下さった方は、バンマスではなく友人が最も親しい人だったが
何年か前突然亡くなって、とてもショックを受けた。友人の大学時代の学友二人で
作曲してくれた「第二の青春」は私の宝物だ。思い出深いこの曲で一人二重奏する
のはとても楽しい。こんなことできる人がいるかしら?そんな幸せを日常生活の中に
散りばめながら私はいつも生きている。