ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

電車の中で痛感した!

2022-07-06 01:25:30 | エッセー

 小田急線は新宿始発で、時間にもよるが各駅停車は何時も空いている。

午後の3時半頃デパートへ買い物へ行き、止まっていた電車に乗った、すると多分

70歳代位と思える二人連れの男性が私の目の前に座った。

 一人は杖を持っていたが、その年代にしては大柄で、見た目はカッコイイ方達で

2人で楽しそうに会話していた。電車が走り出し本を読んでいた私は、目の前に座って

いる男性達を見て驚いた。

 二人共揃って気持ちよさそうに居眠りをしていたが、歩いていた姿や、座っていた

姿とはまったく変っていた。腰が後ろへひけて首が前へ出ているが、2人ともおんなじ

姿で老人そのものだった。ほんの数分前に見た「年齢にしてはステキな方達だな」と

思ったのに・・・これが「老い」なのだ。いくら元気でも、気持ちが若くても、年齢は

シビアに表れるのだ、さりげなく観察しながら、(きっと私も同じなのだ)と改めて

「老いたこと」を痛感した。梅が丘で降りる時はまだ眠っていたがさすが写真は

とても撮れなかった。

コメント
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