ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

我が家の家訓「有難う」

2022-07-31 09:03:45 | エッセー

 先日夫の3兄弟で箱根一泊旅行したとき、その奥さんが「お兄さんは

何をしてもすぐに有難うと言ってくれる、それはとても感じがよくて

素晴らしい」と言ってくれた。子育てをしている時に私は子供達に

「勉強しなさい」とはほとんど言わず、最も基本的な「挨拶、有難う

ゴメンなさい、責任感、公徳心」などについてかなり厳しくしつけた。

 それは今でも伝わり、早や中高年になった子供達の心にシッカリと

根付いている。

 梅が丘に着いたとき、3男の弟が家まで送ってきてくれた。

私は近くに住む弟達の家にその日投稿したブログ記事と、家に合った

ビール券を添えてポストに入れた。するとすぐに弟達からお礼の

電話がかかってきたが、その時言った言葉が嬉しかった。

「家に着いたら、兄貴が色々有難うと言ってくれた。疲れが一遍に

取れたような気持ちになった」と。やはり、有難うはマホーの言葉。

 夫は家庭内でも些細なことでも、いちいち「有難う」と言ってくれ

るので、時には大変と感じる介護も、心をこめてできるのだと思っている。

コメント
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