★他人の気持ちに敏感に 25:1:26 再投稿
私は本来おしゃべりで開放的ですので、他人とお話しするのが楽しみの一つです。
でも同じように会話をしていても、なかには「もうこの人とは、二度と会いたくない」
と、残念ながら感じる人もいるのです。先日あるパ-ティで会った中年の男性は、アルコール
が入っているためか終始一貫自分の自慢話ばかりで、本当に辟易させられました。
また、他人を批判したり、自分が内心ひけ目に感じている弱いところを、ずばりと
指摘されたりすると、大変傷つき腹立たしものです。
人の話の上げ足をとったり、疑うような態度も大変不愉快のものですね。
こちらが急いでいるのに、それに気づかず動作がスローなのにも、イライラさせ
れ「もう少し早くしてよ!」と怒鳴りたい気持ちになります。
あなたも多分こんな経験をしたことがあるでしょう。
自分が嫌な思いをしたら、自分からは他人にそんな思いをさせたくないと考える
のが人情ですが、なかにはまったく無神経な人がいるのは困ったものです。
私はデリカシーのない人とは、お付き合いすることができないので、一度そんな
目に合うと、余程のことがない限りその人と会うことを、できるだけ避けるように
しています。いちいち顔色を見ることはありませんが、ある程度他人の気持ちに
敏感になることは、生きて行く上では欠かせません。
たとえば、腕時計をチラチラ見ていたら「早く帰りたい」と言うサインですし、話
を上の空で聞いていたら「もう退屈だよ」と言うメッセージかも知れません。
人間関係を円滑にし、他人を苛立たせないためには、相手が発するノンバーバルな
(態度や表情、しぐさなど言葉以外のもの)ボデイランゲージ(身体用語)を
素早くキャッチできるように、感性を磨くことも大切。
もしもあなたが比較的のんびりしていたり、おっとりしているタイプの方なら
ぜひ心して「相手が今何を感じているか」を、読み取る訓練をしていただきたい
と思います。するとだんだん他人の気持ちを感じ取れるようになり、心ならずも
相手を傷つけたり、不愉快にさせたり、イラ立たせたりすることがなくなるはず。
もっとも敏感になる近道は、お手本になる人を見つけて、その一部始終を見習う
こと。すると、仕事の上でも大変役立つだけではなく、一回り賢くなり、人間関係が
グッと良くなってくることでしょう。「相手の心に気づく目を持ってください。」
今日は文章書く気分ではありません。以前投稿した著書より再投稿しました。