夫は心臓のカテーテル手術のため、わずか2泊3日の入退院だったが
夫の認知能力も体力もかなり落ちた。長年唯の一度も怒らせず介護でき
た結果、夫は「認知症優等生」で皆さんに驚かれ、松沢病院の主治医の
先生から「もしかしたら奇跡に近いかも」と言われていたのに・・・
※認知症3年目位の時の取材記事

息苦しいのはまた心臓の冠動脈が詰まったのだと判断し、訪問治療の
主治医の先生に、長年お世話になっている大学病院への紹介をお願いした。
すると、「高齢者は大変リスクがあるし、もしかしたら断られるかも。
でも、どうしてもそうしたいなら紹介状を書きますが」と言われたため
あきらめていた。すると、訪問診療に先生が見えた時、夫が元気なので
紹介状を書いて下さった。でも、その時先生のおっしゃった意味が
退院後の夫の変化に大変理解できた。

確か88歳だったが、やはり2泊3日で入院し、帰宅しても全く変化は
なかったのに。精神科の松沢病院主治医の先生にメールで相談したら
「2・3か月かけて元に戻るよう目指しては」とアドバイスして下さり
診察の予約も入れて下さった。私は昨日から夫の態度を見ながら訓練を
始めたが、なかなか楽しそうで反応もよさそうだ。
これは私のオリジナルだが、それがきっと役立つと信じたいし、祈るよう
な気持ちで努力を続けたい。